第16話 ページ19
お昼の事件が終わり、教室に戻った
鈴と蓮は、八百万の元にいた
鈴「百ちゃん」
八百万「あ、鈴さんと蓮さん！
どうなさいましたか？」
鈴「あのね、副委員長の事なんだけど
私より、百ちゃんの方がイイと思うの」
八百万「え」
蓮「私も！ 鈴に入れたのにこんなこと言うのおかしいけど 前の講評の時、百ちゃんカッコよかったし！」
鈴「だから、頑張ってね
副委員長！」
と八百万に言った鈴と蓮
すると、八百万は「ありがとうございます！頑張りますわ！」と答えてくれた
それを聞いて、自身の席に戻る二人
だか、蓮はため息を吐いていた
鈴「大丈夫だよ、きっとすぐに見つかるから」
蓮「うん。本当に何処にいったんだろ」
すると後ろから
轟「藤丸」
鈴・蓮「ん？」
轟がいたが藤丸と呼んだ為
二人同時に振り向いた
轟「…黒髪の方」
蓮「蓮だよ〜、名前で呼んで！
ところでどうしたの？焦凍君」
轟「これ、お前のじゃないか？」
と言って手のひらにあったのは
蓮「あー！」
三日月の形をしたネックレスがあった
蓮は、轟の手を両手で掴みながら
前のめりになっていた
蓮「これ！私のだよ！！
何処にあったの？！」
轟「俺のポケットの中に」
蓮「あっ、あの時ぶつかった拍子に入ったんだね
よかったぁ、ありがとうね 焦凍君！」
轟「…あぁ」
蓮は、轟から受け取ったネックレスを握りしめていた
鈴「ほら、付けてあげるから、後ろ向いて」
蓮「うん、ありがとう！
鈴」
鈴は、蓮から受け取ったネックレスを蓮の首に着けた
蓮は、そのネックレスに軽く触れて安心した表情を見せていた
轟「大事なもんなんだな」
蓮「うん、とっても大事な物なの」
鈴「ありがとうね、轟くん」
轟「いや…。
1つ聞いてもいいか？」
鈴・蓮「なに？」
轟「どっちが、姉なんだ？」
鈴・蓮「蓮だよ/私だよ」
轟「…逆かと思った」
鈴「よく言われる」
蓮「ね〜、なんでだろう？」
鈴「姉らしくないよね、蓮って」
轟「確かに」
蓮「あれ、二人とも酷い」
轟「じゃあな、蓮と…」
鈴「あ、鈴だよ」
轟「あぁ、じゃあな 蓮、鈴」
と言って自分の席に戻る轟
鈴「いつの間に仲良くなったの？」
蓮「ん〜、わかんない」
いつも通りの答えに鈴は、なにも言わなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：日鞠、フランシスコ・ザビッ！、うたた寝する聖女 x他2人 | 作成日時：2018年4月21日 18時
