第15話 ページ18
ウウー！！！
緑谷「警報！？」
蓮「ブフッ」
鈴「蓮、汚い…！」
『セキュリティ3が突破されました
生徒の皆さんは、速やかに屋外へ避難してください』
セキュリティ3の言葉に慌てる生徒達
皆、押し合いになり
鈴、蓮、緑谷、飯田、麗日達は、離れてしまった
鈴「蓮！わっ、ご、ごめんなさ…！
しっぽくん！」
鈴は、ぶつかった相手に謝ろうと見たら、同じクラスの尾白がいた
尾白「俺、尾白だけどって、
藤丸さん大丈夫？」
鈴「なんとか、大丈夫なんだけど
蓮見なかった！？」
尾白「え！？もしかして、はぐれたの？」
鈴「そう！蓮ー！！」
鈴は、蓮の名前を呼んだが周りが騒がしく声がかき消されていく
鈴「わっぷ」
尾白「藤丸さん、俺に掴まって」
鈴「あ、ありがとう」
人に流されまいと尾白の腕にしがみつく鈴
その頃、蓮は
蓮「…」
轟「…」
蓮「…ごめんね」
轟「…いや」
何故か、轟を壁ドンする蓮がいた
人に流されてしまい
たまたま誰かの足につま付いた蓮は、そのままよろけてしまい
近くにいた人に倒れ込んでしまった
その近くにいた人が轟であった
蓮「あ、そうだ
鈴みてない？」
轟「この状況で見れるわけがない」
蓮「デスヨネー」
と腕を震えさせながら耐えていた蓮
それをみた轟は、自分と蓮の位置を変えて
蓮に壁ドンをしていた
蓮「…あり、がとう」
轟「あぁ」
鈴・蓮「(勢いでこうなったけど、恥ずかしいなぁ)」
と思った、二人であった。
すると上から
飯田「だいじょーぶ！！！」
鈴「！？あ、あれって」
尾白「えっ」
蓮「飯田くん？」
轟「すげぇ、所にいるな」
蓮「だね〜」
飯田「ただのマスコミです！なにもパニックになることはありません、大丈夫！！
ここは雄英！！
最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう！！」
飯田の活躍もあり、食堂は落ち着き始めた
そして、鈴は蓮を探すために
尾白と二人で探していた
鈴「蓮ー！」
尾白「藤丸さーん！」
鈴「私も藤丸だよ」
尾白「あ、じゃあ、蓮さーん」
鈴「蓮ー」
蓮「鈴！」
後ろから、声が聞こえた
振り向くと轟と一緒に現れた蓮は小走りで鈴の元へ走っている
鈴「蓮！よかったぁ〜、轟くんと一緒にいたんだね」
蓮「そうなの、とろろぎくんに助けてもらっていたの」
轟「轟だ」
蓮「とろろぎ？」
轟「轟」
蓮「…言えない」
轟「…焦凍でいい」
蓮「焦凍君？」
轟「あぁ」
と知らない間に仲良くなっていた二人であった。
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作者名：日鞠、フランシスコ・ザビッ！、うたた寝する聖女 x他2人 | 作成日時：2018年4月21日 18時
