神様、みつけた≪2≫ (ページ1)

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第50話ページ1

「きゃ～～～！！似合ってるA！！最高にカッコいい！！！！」

私たちのクラスはディ〇ニ―コンセプトのカフェを出し物として行っていた。

クラス中がディ〇ニーのキャラクターに扮装する中で、私はジャスミンの相手役となるアラジンに扮していた。

アラジンの普段着のような恰好は露出が多すぎるため今回私は王子らしい白の絢爛な衣装を身にまとっている。

折角ならとこのために男装メイクを研究したり、シークレットシューズを履いて身長を盛ったりなんかもしてみた。

正直初めて男装というものをするので緊張したが、親友のソアの大絶賛のおかげで、事故は回避できたかと安堵する。

「あとはジャスミンがいたらカンペキだったのにね。私がジャスミンになればよかったかな……」

「ううん、ソアのニックもかっこいいもん！見れて良かった」

ズートピアのニックになりきるソアは可愛くもありしっかりイケメンでもあった。

ありがたい。

ありがちな男女逆転でキャラクターになりきろうという発想だったが、案外悪くないと思う。