【小説】よし、占ツク作者でシェアハウスしよう。【募集企画】 (ページ3)

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第二話｢早起きは３gunの得｣ *充流ページ3

～岡本充流の朝～

朝の日差しがカーテンからもれている。
重い体を起こし、モデルガンを眺める。

｢ …いい眺めだ。うん。｣

早起きは良い。
静かに銃の手入れができるし、なにより愛でられる←
毎朝の日課だが、朝イチから銃を磨くのは気持ちがいい。
今日は40経口にでもしよう。

さて、と。
有栖でも起こしに行くか。

｢(ｺﾝｺﾝおーい！ご飯だよー！｣

意味がないと思われるノックをし、部屋へ入る。

案の定寝ぼけ眼の有栖。
なにが、忍法必殺お片付けの術だよ…

｢はあ…(ｶﾁｬ｣

『オハヨウゴザイマス』

可愛いやつめ←
有栖は私よりも三歳年下で身長も小さい。隣の部屋でもあるし、妹みたいに思ってる節はあるのかもな。

『(ﾎﾞｿｯ …痛いヤツ。』

ん？痛いヤツ？
また眼鏡ぶち壊してやろうか？
いややっぱり、今度ぶどうでも食べさせたろ←
というか、もう皆リビングで待ってるな…
毎度ながら、またうちらが最後か…

そんなことを考えながらリビングへ向かう。

今日は確か、明日風の隣だったかな？
明日風は私の隣の203号室。
目つきが悪いのには勝手ながら、親近感を持っている。
ただ、毎回おしりを触ってくるセクハラ癖はなんとかしてほしいもんだよな…

｢ほら、有栖。皆待ってるから入ろうぜー｣

ｶﾞﾁｬとドアノブをまわし、いい匂いのするリビングへ入る。

｢おはよう、皆。｣

｢｢｢おはよう！｣｣｣

そろってでた、元気のいい挨拶に少しほっとする。

今日の朝飯はなんだろう？ここの飯は旨い。
わくわくしながら席についた。
もちろん、モデルガンは懐が定位置だけどね←