十一話 「いつも通りの朝」 ページ12
ー雪風 彩兎の朝
夏の声で目が覚めた
確か今日は土曜日で
出掛ける予定だったけ?
「起きろ! 彩兎!」
『んー…後、5分』
「薬の時間があるだろ?」
『……起きる』
薬は大嫌いだ
小さい頃から薬を飲んでいるが
やっぱり馴れない
『着替えるから、出掛ける場所考えておいて?』
「分かった。じゃあ僕、部屋に忘れ物あるから取ってくる間に考えておく」
夏はボクの部屋から出ていく
出掛ける訳だし、あまり変な格好は出来ない
『これで良いや』
悩んだけれど、いつもと変わらず
「おーい、準備終わった?」
『終わったよ。今出るね、』
がちゃり、とドアを開け
夏が一言
「彩兎。今日は服買いに行こっか?」
『出て来て一言目がそれ?』
「いーでしょうが。はい、これ決定ね」
グイグイと腕を引っ張られる
やっぱり夏と一緒にいると楽しいや
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充流(プロフ) - 更新完了しました。 (2016年12月24日 8時) (携帯から) (レス) id: b6651d0bec (このIDを非表示/違反報告)
ありすと。(プロフ) - 更新しました! (2016年12月22日 23時) (レス) id: ba9db9df68 (このIDを非表示/違反報告)
灯(プロフ) - 更新終わりました。初っ端からすごく重たくなってしまいました… (2016年12月1日 23時) (レス) id: 81e15519f4 (このIDを非表示/違反報告)
灯(プロフ) - 遅くなってしまい申し訳ありません。今から更新します。 (2016年12月1日 22時) (レス) id: 81e15519f4 (このIDを非表示/違反報告)
出雲*弐式(プロフ) - 更新終わりました! (2016年11月26日 0時) (レス) id: 05c4b65987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:参加作者様 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年10月22日 17時