91話 多大なる誤解と語弊。 ページ45
ガラッ
善逸「Aちゃぁぁあん!!ただい……ま…」ボトッ
あぁあ、入ってきちゃったかぁ……
炭治郎「善逸?どうしたんだ?Aへのお土産を落としてる……ぞ…」ボトッ
伊之助「あ?何やってんだお前ら、Aへの土産落としてるぞ……何やってんだ?なんで抱き合ってんだ?もしかしてお前ら番なのか?」
『ちょっ、その言い方やめよいのちゃん!!なに番って!!全然そんなんじゃないからね!?ただ慰めて』
善逸「慰め!?!いやぁぁああ!!?酷いよAちゃん!!俺と結婚するって言ったじゃん!!!」
『え、いやあの、そんな事一言も』
炭治郎「っあの、義勇さん、Aに何を…」
義勇「…Aはもう俺から離れないと言った…」
『ううぅん!?その言い方には語弊があるかなぁ義勇!』
炭治郎「っどういうことなんだ??Aと義勇さんが……恋仲だなんて俺…」
『いや!炭治郎!私と義勇は恋仲じゃない!!私はただ本当に義勇を慰めてただけだ!!』
義勇「…」ギュウッ
(ちょっ、テメェ本当に離れろや!!まじでやばいってこの状況!!洒落にならない!!)
伊之助「ほらよA、約束の土産だ。」ドサッ
『あ、ありがとういのちゃん、何ベットに乗せた…』
カサカサ
『!?』バッ
『ちょちょちょ虫じゃん!!何してんのさ伊之助!!』
伊之助「お?Aが欲しいって言ってただろ。」
『言ってねぇよ!!(泣)』
(収集つかないからやめて!?)
はっ、今の衝撃で義勇と離れられた…!!よし、今のうちに誤解を解こう。
炭治郎「A…本当に義勇さんと恋仲だったのか…?」
『信じてくれ炭治郎、私は義勇と恋仲じゃない。』ギュ
炭治郎の手を握り、熱い眼差しを送る。本当に熱い眼差しを。
炭治郎「…嘘の匂いはしない…という事は、本当に恋仲じゃないんだな、良かった!」
『っ炭治郎!!信じてくれてありがとう!!』
ありがとう炭治郎の嗅覚。
最後の良かったという事は聞かなかった事にするよ。
善逸「いや、うん。俺も最初から音で分かってたけどね。Aちゃんが嘘ついてないって。でもさ、傷つくよね。俺の婚約者が知らない男と抱き合ってるの見るとか……」
『うん。何かの聞き間違いかな?私は君の婚約者じゃないんだが。』
善逸「てか炭治郎の手を握るより先に普通俺の手を握るでしょ。」
『…』
善逸…おま…ほんと…何か安心したわ
92話 行き過ぎた優しさは時に人を惑わせる。→←90話 ハグってストレスの三分の一解消するらしいよ。
605人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒山羊(プロフ) - りのさん» のわぁぁ!!ありがとうございます!! (2019年12月13日 18時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - あの!あの!火柱ではなく炎柱ですよ! (2019年12月13日 18時) (レス) id: e4553ad800 (このIDを非表示/違反報告)
黒山羊(プロフ) - Таняさん» なんと!ありがとうございます!! (2019年12月11日 23時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
Таня(プロフ) - とても面白いです!毎日楽しみに待ってます!炭治郎達が蝶屋敷で習得したのは、全集中常中ですよ。 (2019年12月11日 23時) (レス) id: c8019f5fdc (このIDを非表示/違反報告)
黒山羊(プロフ) - 桜冬月さん» コメントありがとう!!頑張ります! (2019年12月7日 22時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒山羊 | 作成日時:2019年12月5日 19時