最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。弐

86話 再開のハグと行こうか天元！！ ページ40

『よし！では再開のハグと行こうか！！』



天元「…ハグってなんだ？」



『あの、なんか、嬉しいねって事で抱き合うやつ。』



天元「おお！そういう事か！！ならこの俺が派手にハグしてやるぜ！！！」ｶﾞﾊﾞｯ



ギュウッ



(ん？なんか力強くない？私がベットに座ったままハグしてるからか？？？あれ？)



天元「…お前まだ全身に血が回りきってないんだっけ。」



『そうそう、だからまだ歩けないんだ、起き上がれはするけど。』



天元「なら俺が手伝ってやるよ！」ｸﾞｯ



『…え？なんで持ち上げてんの？やめてよ、恥ずかしいんだけどぉｯ！？』



ブンブン



天元「ははは！ほら、高い高いって！！」



『ちょっまじ酔うから！！やめろ振り回すな天元！！』



ガラッ



「A少女！！起きたと聞いたが…」



天元＆A 「『あ？/あ。』」



ピタッ



煉獄「…何をしているのかな？」



『…煉獄…』



ｶﾞﾀｯ 義勇「…抱き合っているっ…恋仲か？？」



天元「いや違ぇよ！！誤解するなよ！？」



『な、なんで煉獄と義勇が？』



煉獄「A少女が目覚めたとしのぶから聞いてな…」



あれ？もしかしてしのぶさん、頭のおかしい奴らにばっか私の事報告してね？？？←失礼



義勇「…とりあえずAを降ろしてやったらどうだ宇髄…」



天元「あぁ…そうだな。」ｽｯ



煉獄「それで？何をしていたのかな？」



『…いやぁ、再開のハグを…』



義勇「何だそれは…？」



『嬉しいねって事で、抱き合うやつ…です。』



煉獄「…むぅ、異性で抱き合うのは…恋人ならまだしも…」



義勇「お前、嫁が3人もいるのに、そういうのはよくないと思う。」



『え、天元お嫁さん3人もいんの？？』



なにそれ、不倫じゃん。



天元「いるけど、俺たちの仲は家族と同じ感じだしよ…お嫁さんつっても、少し違う。」



『へぇ…』


義勇「それよりもAの髪色はどうしたのだ？染めたのか？」



『白に染める馬鹿がいますか？こんな目立ちすぎる頭に…』ｼｭﾝ



義勇「似合ってるぞ？」



『……お世辞ですか？』



義勇「いや、本心だが。」



嘘の気配を感じない、なにこの人、ピュアなの？？



煉獄「うむ！！確かによく似合っているな！！」



『…ありがとう煉獄。義勇。』



天元「…てかお前よ、柱の俺たち…というか、年上の奴の名前呼び捨てするの本当根性座ってるよな。」



『…なんか、さん付けとか慣れてないし』

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