最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。弐

58話 感動の再開。……のはず ページ12

善逸「っなに？なにAちゃん…！！」



『…あのさ…』



善逸「っうん！」



『朝からうるさいねん！！！』ｶﾞﾊﾞｯ



善逸「ギャアァァァァ━━━━ｯ！？！いきなり起き上がらないでAちゃゃああん！！！駄目だよォ！！」



炭治郎「っA！！そんなに早く起き上がったら…！！」



ﾌﾗｯ 『…』ﾊﾞﾀｯ



伊之助「大丈夫かA！！」



『…うぅ…炭治郎…』



炭治郎「どうした、A…？」



『…私動いてたよね…？』



炭治郎「あぁ？動いてたぞ？」



『…いのちゃん…私さ…』



伊之助「なんだ、A！」



『…死ぬかと思ったぁ…』ｽｯ



思わず両手で目を抑える、別に涙が出る訳では無いが……さすがに制御装置の直し方なんて知らなかったからもう二度と動けないかと……



善逸「……Aちゃん…」



炭治郎「……A…」



伊之助「…そうか、生きてて良かったな。」



『…うん。』



その後善逸が泣き叫びながら抱きついてきて、まだ肺に穴あいてるから普通に息できなくて、炭治郎が善逸のこと引き離してくれたんだけど、伊之助が泣きながら何故かベッドひっくり返しやがって。


それで私炭治郎と善逸の上に落ちたんだよ、てか二人が受け止めてくれた。


何してんのさいのちゃん。



善逸「ちょっと伊之助！！Aちゃんまだ怪我治ってないんだよ！？！何してくれてんのォ！！」



伊之助「お前だってAに抱きついて息止めてたじゃねぇか！！！」



ギャーギャー




炭治郎「大丈夫かA…！？」



『…炭治郎受けとめてくれてありがたいんだけどさ…君が今触ってるのは私の胸であるため、息苦しい。』



炭治郎「っわっ！？！すまない！！」ﾊﾞｯ



『っのわぁ！？』



炭治郎が私をいきなり離したから……



ゴチンッ



炭治郎の石頭と私の頭ごっつんこした。



(あっ…こいつァもう駄目だ……硬すぎるぜ…)



炭治郎「あああ───ッ！！しまった！！」



『…good luck…』ﾊﾞﾀﾝｯ



善逸「えぇぇ！？ちょっと炭治郎Aちゃんに何したの！？！」



炭治郎「俺の頭をAの頭に思いっきりぶつけてしまった…！！！」



伊之助「おい何やってんだ権八郎！！お前の頭突きは痛てぇんだぞ！！」




ギャーギャー ワーワー…



ガラッ



天元「。。。…お前ら何してんの…」



炭治郎＆善逸＆伊之助 「「「あ。」」」



『…』ﾊﾞﾀﾝｷｭｰ



もうやだ、ここ。怖い。

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