最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。弐

57話 しのぶさんの治療、鬼畜すぎるぜ！ ページ11

天元「恐らく血が半分無い。」



『…よく分かったな天元。』



天元「…前お前を持ち上げた時の体重と全然違うからな。」



なんっ…おまそれ…きもいぞ？



しのぶ「とにかく治療です、Aさんをあちらのベットに置いてください。」



天元「おう。」ｽｯ ｷﾞｼｯ



しのぶ「目は大丈夫ですか？血が出てますが…なにかされましたか？」



『いや、これは私の体が壊れているだけだから大丈夫だよ。』



天元「…何が大丈夫だよ…俺が運良くそこに行ったから良かったものの……行ってなかったら…」



『多分半分喰われてるか今頃鬼舞辻無惨の所だ。』



天元「…よく分かってんじゃねぇか。」



『あの鬼が自分で言ってたしな。』



しのぶ「…あともう少しで喰べられるところだったのに…怖くなかったんですか？」



『…あぁ、死ぬほど怖かったよ、本当に来てくれてありがとう天元。』



天元「おう！派手にいいってことよ！！」



しのぶ「…今からAさんの胸部を見るので退室願います宇髄さん。」



天元「…そうだな、死ぬなよA。」ｶﾞﾗｯ



死ぬなよか……それは無理難題だ。



しのぶ「…Aさん、上弦の弐の鬼は……どんなっ…姿でしたか…」



『…そうだな、“トランスフォーム”』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ



しのぶ「っ…！！」



『こんな姿をしていたよ。』



しのぶ「そうですか…ありがとうございます…こんな時に…」



『“解除”』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ



『全然いいよ、今から治療してもらうし、そのお礼だよ。』



しのぶ「…優しいんですねAさん。」



『取引上手と言ってくれていいんだよしのぶさん。』



そんなこんなでしのぶさんに治療してもらって体は動くようになった。人造人間直すって凄いぜ…！！

ただ時間が無くて、麻酔なしで肝臓をパズルみたいに直してもらったから、体力切れで寝落ちしてた。



それで次の日なんだけど……



善逸「いやぁぁぁぁ！！！もう何処にも行かないでAちゃゃああん！！！なんでいつも怪我して帰ってくるのおぉおお！？！」



炭治郎「Aっ…大丈夫か…？？？」



伊之助「くそぉ！！上弦の弐の鬼は絶対に許さねぇ！！俺の子分に…こんなことっ…」



『…あれ…なんでいんのさ…三人とも…』



善逸「そりゃお見舞いに来るよ！！同じ屋敷内だしね！？！てかAちゃん本当に大丈夫なの！？！心音が凄い小さいんだけど！！やだ！！死なないで！！」



『…善…逸…』

58話 感動の再開。……のはず→←56話 天元が助けに来てくれたが……しのぶに疑われてるぞ。

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