最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。弐

69話 博士、新しい任務って？ ページ23

スペース「俺のくだらない戯れ言に付き合ってくれてどうもありがとう。」




『…っなにを…スペース…！！』




すごい……眠い…




スペース「そういうのいいからさぁ、早く夢みちゃいなよ。」




スペース「＿＿＿＿＿＿A」




ゴボボッ ﾋﾟ ﾋﾟ ﾋﾟ




「ナンバー0.0調整完了」




博士「了解、外に出せ。」




ｳｨｰﾝ バシャッ




博士「トランス、今の気分は？」




『…最悪』



博士「そうか、調整は大丈夫みたいだな」



何故博士がいる？



『博士、私は…』



博士「そうだ、お前に任務が来ていたぞ、毎日毎日大変だなぁお前も。」



『任務…？任務！？』ｶﾞﾊﾞｯ



『ちょっどういう事！？！』



ここは大正だろ！？しかもなんで私は調整されていた？？？あの技術は令和にしか……しかも裏社会だし…




博士「どうした？まだ調整が出来ていなかったか？ならもう一度自分で液体賦形剤の中に入れ、お前は壊れやすいからな。」




『…いや、いいよ、任務に行く。』



博士「お前の刀は部屋に運ばせておいたぞ、二本にしたんだな。」



『…あぁそう…二本に…なんでだったけ？』



てか大正ってなんだ？なんの事だっけ……まぁまたいつもの記憶障害か…




『…任務に行ってきます。』



博士「気をつけろよ。」



コツ コツ コツ


ギィッ




『…なんか、凄い久しぶりな気が……あ、本当に二本になってる、まぁでも、腕が増えたと思えば……いけるな。』ｽｯ



チャキッ



(血の色……手入れしてなかったか？)



『…なんか、物凄く大切な事を、忘れてる気がする……』



コンコン



『…入ってきていいぞ。』



キィッ



『…っな！？』



そこにいたやつ。それは



A『早く起きなよ、みんな殺されちゃうよ？』



『…まさか博士が私と同じ能力の奴を造った？……いやそれはないか、無理だと言ってたし、じゃあ新しい発明なのか？』




A『…“トランスフォーム”』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ




『…まじか、どうなってんだよ…』




炭治郎『A！！俺だ！！炭治郎だ！！早く起きてくれ！！それは悪い夢だ！！首を斬れ！！自分の首をッ！！』ﾎﾟﾁｬﾝ



私の姿をした奴は、炭治郎に変身したあと、水になって消えた。



『炭治郎……炭治郎……っ炭治郎だ！！なんで今まで忘れていたんだ私の馬鹿が！！』




炭治郎はこの状況を悪い夢だと言った…




首を…斬れと。

70話 感情が戻った！！！→←68話 昔の相棒との話は結構興味深い。

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