最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。弐

65話 炎柱似合ったけど。やばいねこの人 ページ19

炭治郎「“無限列車”っていうのに乗れば煉獄さんと会えるはずなんだけど…すでに煉獄さん乗り込んでるらしい。」



善逸「その人に会うのかよ、じゃあ切符買ってくるから静かにしてるんだぞ。」



炭治郎「わかった！ありがとう」



… … …


伊之助「うおおおお！！腹の中だ！！主の腹の中だうぉおお！！戦いの始まりだ！！」


善逸「うるせーよ」



『へー凄いな…』



善逸「柱だっけ？その煉獄さん、顔とかちゃんとわかるのか？」



『…煉獄さん？…なんかどっかで…』



忘れた、まぁいいや。



炭治郎「うん、派手な髪の人だったし匂いも覚えているから、だいぶ近づいて…」



？「うまい！うまい！うまい！うまい！」



『えっ…うるせぇ…』



善逸「あの人が炎柱？」



煉獄「うまい！うまい！」



炭治郎「うん…」



善逸「ただの食いしん坊じゃなくて？」



炭治郎「うん…」



『…おい煉獄！』



煉獄「うまい！」



『え？あぁうん、あのさ』



煉獄「うまい！」



炭治郎「あのすみません…煉獄さん」



煉獄「うまい！」



炭治郎「あ、もうそれはすごくわかりました」



その後炭治郎が頑張って説得して話を聞いてくれる事になった。



ふむ…炭治郎の話も気になるしなぁ、とりあえず2人の前に座って聞くか。



善逸「えぇ！？Aちゃんそっち行っちゃうの！？」



『うん、気になる。』



善逸「そんなぁぁ」



伊之助「おい紋逸！すげぇぞ！」



善逸「俺今忙しい…ってひっぱんな！」



ナイスだ、いのちゃん☆



炭治郎「かくかくしかじかで」



煉獄「うむ！そういうことか！だが知らん！「ヒノカミ神楽」という言葉も初耳だ！君の父がやっていた神楽が戦いに応用できたのは実にめでたいがこの話はこれでお終いだな！！」




炭治郎「えっ！？ちょっともう少し…」




『諦めろ炭治郎、煉獄は本当に何も知らない。』




てかこの列車…知ってる気配がする……やばい奴の…




『炭治郎、私ちょっと外の空気吸ってくるね』




炭治郎「大丈夫か？俺もついてく。」




『…心配するな…あ、そうだ炭治郎、私の切符預かっといて、車掌が来たら渡してくれ。』ｽｯ




炭治郎「そんなに長く外にいるつもりなのか？」




『…まぁちょっとねぇ。』




炭治郎「…焦りの匂い…？」




『へ？』




炭治郎「っあぁいやなんでもない！」




煉獄「…顔色が優れないようだが。」




『…気にするな』ﾀｯ




早く、始末を。

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