6話 錆兎と真菰 ページ7
炭治郎「…錆兎」
『知り合いなの炭治郎????』
炭治郎「あぁ、一緒に鍛錬をしてる。」
(この子から気配を全く、全く感じ取れない…)
(気配を完全に消しているのか…私が感じ取れないほどに…)
錆兎「立て炭治郎!…お前の名前は?」
『…A、黒山Aだ錆兎くん。』
そこから私と炭治郎は錆兎と、あともう1人真菰という子とも一緒に鍛錬をした。1年くらい…
結果からいうと、私は石を斬った。
無理だと思ってたけど案外いけるもんだなと思った。
そしてあとは…炭治郎だけなんだけど。
錆兎「そのぐらいで俺を倒せると思ってるのか炭治郎!!」
炭治郎「っ…」
絶賛喧嘩中なんだよね。
『…大丈夫かな炭治郎。』
私が石を斬れたのは真菰のおかげだ。
前に真菰が炭治郎に。
真菰「死ぬほど鍛える。結局それ以外にできることはないと思うよ。」
と言っていた、その考えに私はそうだなと思った。
だから死ぬほど鍛えた…
否、1回死んだ。
私は人造人間だから命などない、死ねないのだ。
1回死んだからこそ石を斬れた。
だがそこで思ったのだ、なんであの時生き返らなかったのかと、殺し損ねたターゲットに撃たれた時、なぜこの世界で生き返ったのか…分からない。
___およそ運命だという事だろうが。
結果的に私は石を斬ることができてよかったが…
人間は死ねない、1回死んだらそこまでだ、だから、炭治郎は死ぬ事は出来ないんだ。
炭治郎は石を斬れるのだろうか…
真菰「大丈夫、炭治郎は強いから。」
『…そっか。』
私の方が年上なのに、真菰の言うことは根がしっかりしてる。
だから炭治郎は石を斬れる、私よりも強いぞ。
1回も死んでないのに斬れるんだ、よく強くなったもんだ。炭治郎…
炭治郎「っ!!」
(あ…)
炭治郎、勝った。
真菰「……勝ってね炭治郎、“アイツ”にも。」
炭治郎「…錆兎…?…真菰…?」
気づいたら錆兎も真菰も消えてた、やっぱりあの二人は死んでいた…
気配というものが無かった。
炭治郎が石を斬ったあと鱗滝さんがきて、
鱗滝「よく頑張った、炭治郎、A、お前たちは凄い子だ…」ギュウッ
抱きしめてくれた。
炭治郎が髪を切り終わったあと、鱗滝さんが炭治郎と私にお面をくれた、厄除の面という悪いことからまもってくれるらしい。
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黒山羊(プロフ) - 雪狐さん» コメントありがとうございます!嬉しいお言葉です!! (2020年3月29日 22時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - わーめっちゃ面白いです! (2020年3月23日 18時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
黒山羊(プロフ) - ひじきさん» コメントありがとうございます!鬼舞辻無惨の名前を言っても、任意発動らしいので、ころすかどうかは鬼舞辻無惨次第だそうです! (2020年2月19日 15時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
ひじき - たしか鬼舞辻無惨の名前を言うと死ぬんじゃ…(小声) (2020年2月19日 1時) (レス) id: 9599c9f027 (このIDを非表示/違反報告)
黒山羊(プロフ) - うずまきさん» コメントありがとうございます!すみません書いてなくて……。私が使っているのはVRoidというアプリですよ! (2019年12月31日 23時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒山羊 | 作成日時:2019年11月30日 23時