最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。壱

10話 最終選別7日目･異形の鬼 ページ11

鬼「これを言った時女のガキは泣いて怒ったなァフフフフッ」




鬼「その後すぐ動きがガタガタになったからなフフフフッ、手足を引きちぎってそれから」




炭治郎「…」ﾊﾞｯ




『っ炭治郎！！』




駄目だ炭治郎、




ｽｯ ドガ 『ｶﾊｯ…！！』ゴッ




炭治郎「ｯA！！」




炭治郎が鬼に殴られる寸前に合間に入って庇った、受け身を取るのが遅れて肋が折れた。




『っ…』




炭治郎「お前ｯ！！」




(駄目だ…動けない…１回死ぬか。)




ﾁｬｷｯ ｽﾞﾌﾞｯ




自分のお腹に刀を刺した、それで１回死んで全回復だ。




鬼「ん？今その女…」




炭治郎「A！？」




ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ 『……よいしょっと。』




電気なような物が私が付けた傷に走り治る。

便利な能力をくれたもんだ…いや、これは人造人間だから元々の能力か……




炭治郎「何してるんだA！！」




『炭治郎、大丈夫だから、』




炭治郎「大丈夫じゃないだろう！今自分の腹部に刀をｯ」




ﾍﾟﾗｯ 『ほれ、なんもないっしょ？』




服をめくり腹部を見せる、もちろん傷1つないお腹。




炭治郎「…でも今」




鬼「！！」ﾊﾞｯ




鬼が此方に興味を持ったようだ。




『っ…危ないなぁ。』




鬼「お前のその血……稀血の中の稀血だなぁ！！」




『……え？なにそれ。』




(稀血ってなんぞ？？？知らんよ私、鱗滝じっちゃんからなんも聞いてないんだけど。)




鬼「絶対に喰ってやる！！」ﾊﾞｯ





『……面倒臭いね君。』




錆兎と真菰をお前は殺した、最低なやり方で…




なら私も最低なやり方で殺してやる。




『“トランスフォーム”』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ




鬼「…その姿は」





炭治郎「！？…鱗…滝…さん？」





『…鬼よ、儂がこの場所から解放してやろう。』




ほら、君の大嫌いな鱗滝さんだよ、私君の事許さないからね、錆兎と真菰と、そして鱗滝さんの昔の弟子達と炭治郎を……殺そうとした君を。





『儂が助けてやろう。』ｽｯ ﾁｬｷｯ




ｽﾊﾟﾝｯ




鬼「なっ！？」




鬼の手を斬れる限り全部斬った。




『炭治郎！！今だ！！』




炭治郎「っ全集中･水の呼吸 壱ノ型 水面斬り!!!」




鬼「っ鱗滝！！！」




ザンッ ドシャッ




『“解除”』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ




…やったな炭治郎、二人の敵討ちできた。




ﾋｭﾝｯ




その時、錆兎と真菰が居たような気がした。




二人が安心した気配を…感じた。

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