最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。壱

39話 隠の人が炭治郎起こせとか言うから声真似したよ。 ページ40

ｽｯ 『お前！！私に手刀落としたやつ！！』ｽﾀｽﾀ



「「「「「「「「「！？」」」」」」」」」



『…え、なに。』



？「嘘だろお前……その傷で普通に立って歩くのか…？？？」



『…何かおかしいか？宝石つけてる君。』



？「おかしいおかしいお前本当に人間か？？まさか新手の鬼か？？？」ﾈﾁﾈﾁ



『…ネチネチと五月蝿い。人と話す時は木から降りてこい、そんなに私が恐いか？だから木の上に逃げているのか君は？？？』



シュッ チャキ




？「言葉には気をつけろよ？」



早いね、見えなかったよ。



『…まさか餓鬼の言った冗談に怒ってるのか？』



？「…お前…」



あ、更に怒るんだね君。




？「まぁまぁ落ち着けよ伊黒、派手に面白い奴じゃねぇか。あとお前はもう少し子供みたいな事言えよな。」



『…子供か……ごめんなさい伊黒さん！！少しふざけただけなのでそんなに怒らないでくださいっ！！』



『こんな感じだったか？』



？「あ、あぁ…」



これくらいで動揺するのか、大丈夫か？、うん。



そんでなんかあの隠が炭治郎起こすために炭治郎のこと叩いてるんだよね。やめてよ、炭治郎怪我人だよ？




ｽﾀｽﾀ 『おいお前、炭治郎を叩くな。』



隠「あ？あぁ！！お前な！！本当に死ぬところだったんだからな！！」



『うるさい、別に死ぬつもりだったから良かったのに。』



隠「またそういう事言って！！命を無駄にするなって！！」



しのぶ「そうですよAさん、君は本当に死ぬところだったんですからね？」



『…いつ死ぬかぐらい自分が1番分かるんですよしのぶさん。』



しのぶ「…子供には分からないはずですが…」




『だから私は……っぶ…』ﾄﾞﾃﾝ




隠「お前！！しのぶ様だぞ！！様をつけろ様を！！」




『…っく…お前本当にいい加減にしろぉ！！』




『右腕ないから起き上がるのも大変なんだからな！！』




隠「てかお前こいつ起こせよ！！友達だろ！！」




『…疲れて気絶してるんだ、起こせるわけないだろう。』



隠「なんかあるだろ、こいつが怖いと思ってる奴の真似するとかなんかして。」



それはフリか？あぁん？いいのか？やるからな私？？




『“ボイスチェンジ”』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ




？「むぅ…(今喉に電流が走ったような気が…)」




『…炭治郎、起きなさい。禰豆子が殺されてしまうぞ。』




「「「「「「「！？」」」」」」」




義勇「…その声は…鱗滝さんの…」

40話 もしかしたら伊黒って人はツンデレなのかもしれない。→←38章 怖い大人に沢山囲まれたし話しかけられてるよ。

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