伊達航 ページ9
伊達「Aだよな。」
『そうだけど。』
伊達「俺は伊達航。あいつらには班長って呼ばれてるよ。」
伊達さんは降谷さんたちを見る。仲は良さそうだったしね。
『そ。その伊達班長が何の用？また事件の話？』
伊達「まあそうだな。悪いな、何回も同じ話しちまって。」
『そう思うなら…話さなければ良いんじゃない？』
そう言うと困った顔をする伊達さん。そういう顔するくらいなら…。
伊達「萩原から聞いたと思うが…名探偵の話だ。」
名探偵…。
『断ったんだけど…。』
伊達「それも知ってる。それでも多分、松田が誘ってくると思うぞ。」
『松田って…あの天パ？』
伊達「ああ。まあ、誘ってくると思うから…頑張れよ。」
『頑張る？何を頑張るの？』
伊達「松田は…かなりしつこいし、こうと決めたら突っ走るタイプだからよ。」
『そ。じゃあ松田さんに言っといてくれない？「僕は絶対名探偵にならないから、誘わないで。」って。』
伊達「言ってもいいが…意味はないと思うぞ？」
『意味がある、ないの話じゃない。伝えておいてくれない？諦めてくれる可能性もあるし。』
伊達「そうか。伝えておく。」
…伊達さんの様子からすると、確かに松田さんは諦めが悪そうだね。
伊達さんの言う通り意味がないかもしれない。
まぁ、断り続ければそのうち諦めるでしょ。
伊達「伝えておいたぞ。あと、松田から伝言だ。」
『伝言？何？』
伊達「それが……「俺は納得してねぇから納得できるまで誘う」ってよ。やっぱり諦める気はねぇみたいだな。」
『やっぱりそうか。わざわざありがとう。』
伊達「あ、ああ。役に立てなくて悪かったな。」
『なんで伊達さんが謝るの？』
伊達「止めれなかったからな。」
『伊達さんは悪くないから謝らなくても良いと思うけど…。誘うっていう意思があるのは松田さんだし…。』
伊達「そうだな。ところで…なんの本読んでるんだ？」
本………？急に何…。
『星の王子様。』
伊達「ああ。星の王子様か。俺も読んだことあるぞ。良い本だよな。」
『…そうだね。』
伊達「童話好きなのか？」
『なんで？』
伊達「星の王子様は童話だからな。それに…高校生でその本を読んでる奴あんまり見たことねぇからな。」
『…童話って…大切なことを学べるから…。僕は童話好きだよ。特に…アンデルセン童話。』
伊達「みにくいアヒルの子とかだな。」
『うん。僕は赤い靴が好き。』
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瑠碧(プロフ) - 以後気を付けます！ (4月6日 11時) (
レス) id: 0930b23e98 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 、さん» すみませんでした…教えていただき、ありがとうございます！ (4月6日 10時) (レス) @page44 id: e9e591c632 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 、さん» そうなんですね‼︎すみませんm(__)m教えていただきありがとうございます。 (4月5日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
、 - 歌詞を書くのは少しでもアウトです。犯罪行為になりますよ。それに、ここは小説の感想を書く場所です。おすすめの曲などの話は他の話になり、チャットになりますのでうらつくでは「チャット」はサーバーに負担になる理由でチャットは違反になります。運営に報告します。 (4月5日 16時) (レス) id: 111bb78a66 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 鶯 御飴さん» うん！ ちなみに、私は「世界に一つだけの花」も好きだよ (4月5日 16時) (レス) id: 0930b23e98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 御飴 | 作成日時：2024年2月11日 18時
