親権 ページ43
離婚なんて……初耳……。
珠蓮「っおいそれ言ったら…。」
伊嵐「昨日許可もらったわ。」
『伊嵐兄さん、珠蓮兄さん…父さんと母さんは、離婚してたの…?ねぇ、母さん‼︎』
天雨「伊嵐‼︎珠蓮‼︎それは秘密と約束したはずよ。何勝手にバラしているの?」
珠蓮「アリスには話したくせに…か?」
天雨「「様」を付けなさい‼︎」
伊嵐「嫌…に決まってんだろ。誰が差別野郎なんかを敬う?」
天雨「全部…全部天鷹が悪いのよ?出来損ないの、Aなんかを愛すから。」
伊嵐「離婚の原因、Aを愛するかどうか…だろ?子供なら愛するのが普通だろ。」
天雨「………だけど天鷹は…‼︎アリスを愛さなかった。」
珠蓮「天鷹はアリスのことも、Aのことも愛してた。だけどお前がアリスばっか愛するから、天鷹はAを愛そうと思ったんだよ。全部お前が悪いんだ。」
伊嵐「わかったら帰れ。お前はもうAの母親じゃない。親権を捨てろ。そして、お前の苗字を旧姓に戻せ。これが天鷹からの「命令」だ。」
珠蓮「Aグループの本当のリーダーは天鷹だ。仕方がわないとダメだ。」
天雨「わかったわよ。ただ、アリスは私の子供よ。そしてAには今日全ての荷物を持って出て行ってもらう。」
『いいよ。あの家を出られてせいせいする。もうあんなところには帰らない。』
珠蓮「俺らが面倒を見る。Aの親権は天鷹だ。」
天雨「わかってるわよ。二度とうちに関わらないで。」
『頼まれても関わりたくないな。』
アリス「そんな…天鷹の言いなりでいいの?」
天雨「仕方ないわ。このことがネットに流れたら炎上してしまう。」
アリス「そうね。」
2人は帰っていった。
『…親権、天鷹って……失踪……。』
珠蓮「親権は天鷹だけど、面倒は俺と珠蓮で見るから安心しろ。」
降谷「学校で日本一のグループの家族喧嘩…しかも内容が親権の話…。」
松田「とんでもねぇことやらかしたなぁ、A?」
『そうだね。とんでもないことをやらかしたね。』
諸伏「Aは、それでも良かったんだよね?」
萩原「1番振り回されてる気がするけど…。」
『いいよ。あんなところ、戻らなくていいなんて嬉しいからね。』
伊達「そんだけ嫌だったんだな。」
『そうだよ。天雨はアリスだけ甘やかして雑用は全部僕に任せてくる。伊嵐兄さんと珠蓮兄さんのところで過ごすよ。それが1番いいし嬉しいし。」
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瑠碧(プロフ) - 以後気を付けます! (4月6日 11時) (レス) id: 0930b23e98 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 、さん» すみませんでした…教えていただき、ありがとうございます! (4月6日 10時) (レス) @page44 id: e9e591c632 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 、さん» そうなんですね‼︎すみませんm(__)m教えていただきありがとうございます。 (4月5日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
、 - 歌詞を書くのは少しでもアウトです。犯罪行為になりますよ。それに、ここは小説の感想を書く場所です。おすすめの曲などの話は他の話になり、チャットになりますのでうらつくでは「チャット」はサーバーに負担になる理由でチャットは違反になります。運営に報告します。 (4月5日 16時) (レス) id: 111bb78a66 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 鶯 御飴さん» うん! ちなみに、私は「世界に一つだけの花」も好きだよ (4月5日 16時) (レス) id: 0930b23e98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鶯 御飴 | 作成日時:2024年2月11日 18時