検索窓
今日:11 hit、昨日:45 hit、合計:1,175 hit

納得いかない ページ15

天雨「初めましてね。あなた達5人は、Aのお友達かしら?」


誰も喋ろうとはしない。それはそうか。


伊達「はい。」


あ、班長が答えた。流石あだ名が「班長」なだけあるね。


天雨「そう。Aのお友達が私になんの用かしら?ミスノー(メイドのこと)から私に用事だと聞いたんだけど。」


降谷「Aを…AAさんが、名探偵になる許可を出してほしいんです。」


ゼロが単刀直入に発言した。それを聞いた母さんは目を細める。


天雨「Aを名探偵に?どうして?」


諸伏「今日、Aさんや、オレたちが通い始めた、神紅高校の家庭科室で事件が起きたんです。」


天雨「事件が?あそこは平和で偏差値が高いから問題ないと思ったんだけど、事件が起きるなんて。」


萩原「その事件を解決したのは、俺たちなんですけど、実は、俺たちよりも先にAさんは事件を解決していて…。」


天雨「だからAが名探偵に向いていると思ったのね。」


伊達「そうです。」


あれ?陣平が言い出しっぺなのにまだ一言も話してない。尻込みしたかな。


諸伏「だから…。」


降谷「Aさんが名探偵になる許可を出してほしくて…。」


萩原「試験はしっかり受けて、落ちたらならなくても…いいから、チャンスを…。」


天雨「チャンス…機会ね。残念ながら、許可は出せないわ。Aから聞いていないの?」


降谷「Aさんが名探偵になれないということ…ですか?」


天雨「そうよ。聞いたんじゃないの?」


諸伏「聞き…ました。」


天雨「聞いたのに諦めずにここにきたの?」


降谷「…はい。やっぱり、Aさんが名探偵になれない理由に、納得がいかなくて…。」


諸伏「Aさんは…親が許可を出してくれないからって言ったんですけど。それには…納得が…。」


天雨「納得がいく、いかないの話じゃないと思うわ。私が許可を出さないから、Aは名探偵にはなれない。ここから先は、家庭内事情よ。」


伊達「…ですが…。」


萩原「じゃあ、せめて、どうして許可が出せないのか、教えてくれませんか?」


いや、母さんも…この5人も諦める気が…。って陣平ほんとに発言しない…。


天雨「A天鷹(てんおう)のことは知っているわよね?」


降谷「はい。世界一の名探偵で…12年前に、失踪してますよね。」

あっさり…?→←思い立ったが吉日ってな!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

瑠碧(プロフ) - 以後気を付けます! (4月6日 11時) (レス) id: 0930b23e98 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 、さん» すみませんでした…教えていただき、ありがとうございます! (4月6日 10時) (レス) @page44 id: e9e591c632 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 、さん» そうなんですね‼︎すみませんm(__)m教えていただきありがとうございます。 (4月5日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
- 歌詞を書くのは少しでもアウトです。犯罪行為になりますよ。それに、ここは小説の感想を書く場所です。おすすめの曲などの話は他の話になり、チャットになりますのでうらつくでは「チャット」はサーバーに負担になる理由でチャットは違反になります。運営に報告します。 (4月5日 16時) (レス) id: 111bb78a66 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 鶯 御飴さん» うん! ちなみに、私は「世界に一つだけの花」も好きだよ (4月5日 16時) (レス) id: 0930b23e98 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鶯 御飴 | 作成日時:2024年2月11日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。