納得いかない ページ15
天雨「初めましてね。あなた達5人は、Aのお友達かしら?」
誰も喋ろうとはしない。それはそうか。
伊達「はい。」
あ、班長が答えた。流石あだ名が「班長」なだけあるね。
天雨「そう。Aのお友達が私になんの用かしら?ミスノー(メイドのこと)から私に用事だと聞いたんだけど。」
降谷「Aを…AAさんが、名探偵になる許可を出してほしいんです。」
ゼロが単刀直入に発言した。それを聞いた母さんは目を細める。
天雨「Aを名探偵に?どうして?」
諸伏「今日、Aさんや、オレたちが通い始めた、神紅高校の家庭科室で事件が起きたんです。」
天雨「事件が?あそこは平和で偏差値が高いから問題ないと思ったんだけど、事件が起きるなんて。」
萩原「その事件を解決したのは、俺たちなんですけど、実は、俺たちよりも先にAさんは事件を解決していて…。」
天雨「だからAが名探偵に向いていると思ったのね。」
伊達「そうです。」
あれ?陣平が言い出しっぺなのにまだ一言も話してない。尻込みしたかな。
諸伏「だから…。」
降谷「Aさんが名探偵になる許可を出してほしくて…。」
萩原「試験はしっかり受けて、落ちたらならなくても…いいから、チャンスを…。」
天雨「チャンス…機会ね。残念ながら、許可は出せないわ。Aから聞いていないの?」
降谷「Aさんが名探偵になれないということ…ですか?」
天雨「そうよ。聞いたんじゃないの?」
諸伏「聞き…ました。」
天雨「聞いたのに諦めずにここにきたの?」
降谷「…はい。やっぱり、Aさんが名探偵になれない理由に、納得がいかなくて…。」
諸伏「Aさんは…親が許可を出してくれないからって言ったんですけど。それには…納得が…。」
天雨「納得がいく、いかないの話じゃないと思うわ。私が許可を出さないから、Aは名探偵にはなれない。ここから先は、家庭内事情よ。」
伊達「…ですが…。」
萩原「じゃあ、せめて、どうして許可が出せないのか、教えてくれませんか?」
いや、母さんも…この5人も諦める気が…。って陣平ほんとに発言しない…。
天雨「A天鷹(てんおう)のことは知っているわよね?」
降谷「はい。世界一の名探偵で…12年前に、失踪してますよね。」
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瑠碧(プロフ) - 以後気を付けます! (4月6日 11時) (レス) id: 0930b23e98 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 、さん» すみませんでした…教えていただき、ありがとうございます! (4月6日 10時) (レス) @page44 id: e9e591c632 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 、さん» そうなんですね‼︎すみませんm(__)m教えていただきありがとうございます。 (4月5日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
、 - 歌詞を書くのは少しでもアウトです。犯罪行為になりますよ。それに、ここは小説の感想を書く場所です。おすすめの曲などの話は他の話になり、チャットになりますのでうらつくでは「チャット」はサーバーに負担になる理由でチャットは違反になります。運営に報告します。 (4月5日 16時) (レス) id: 111bb78a66 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 鶯 御飴さん» うん! ちなみに、私は「世界に一つだけの花」も好きだよ (4月5日 16時) (レス) id: 0930b23e98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鶯 御飴 | 作成日時:2024年2月11日 18時