＊ ページ10
隼「メンさんばっかりずるい」
本当にそれ。
メンディー君の家には泊まりに行くのに俺等の家には泊まらないし、俺等の事は呼んでくれないのにメンさんは泊まらせるんだから。
メン「俺は悪くないでしょ。決めてんのはA本人なんだから」
涼太「いや、メンさんが悪い」
隼「メンさんが悪い」
玲於「メンディーのくせにムカつく」
メン「ムカつくはちがうだろ！」
涼太「ムカつく」
隼「超ムカつく」
メンバーの誰であってもムカつくんだけどさ。
もちろん、俺も泊まったことがあるってんなら話は別だけど。
いや、それでもムカつくわ。
龍友「Aの風呂上がり見たんすか」
メン「は？笑」
亜嵐「いい匂い？いい匂いだった？」
涼太「寝るときどんな恰好でした？」
「下着にTシャツ一枚♡」
涼太「へ？」
こんな話がAちゃんに聞こえていないわけがなかった。
涼太君の両肩に手を置いて耳元で囁いた彼女の目は一切笑っていなかった。
涼太君、耳真っ赤。
龍友「ほんまか！？」
「んなわけないでしょ、バカ」
龍友「なんやねん！期待さすなや！」
「何を期待したの。龍友を家に呼ぶことは一生無いから安心して」
龍友「何でや！」
「そんな下心丸出しのバカを誰が呼ぶの？ねぇ、涼太？」
隼「Aちゃん、許してあげて。その手を離してあげて」
ずっと肩に手を置かれたままの涼太君は一点を見つめて動かなくなっちゃった。
さっきまで赤かった耳も落ち着いて、今は顔が青い気がする。
「そもそも、メンちゃんが泊まりに来るなんて初めてじゃないし、メンちゃんの他にも」
「ちょっと待てええええええ！！！」
メン「A、マジで勘弁して」
さりげなく爆弾を投下したAちゃんに全員が声を上げた。
メンディー君はまた頭を抱えて俯いちゃったし。
亜嵐「初めてじゃないの！？は！？」
「何回もあるわけじゃないけどね？」
メン「玲於、痛い。痛いから蹴らないで！」
隼「しかも今"他にも"って言ったでしょ！」
「……言った？」
裕太「言ったな」
隼「誰！」
聞いたらもっとショック受けるくせに聞くよなやっぱり。
「AKIRAさん、健二郎さん、岩さん登坂さん」
裕太「みんな先輩やな」
「あと大樹と慧人」
「えっ……」
またみんなの声が揃った。
多分考えてることは一緒で「後輩も泊まってんのかよ」だと思う。
この短時間で何回驚かされて、何回ショックを受ければいいんだ俺達は。
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おちば(プロフ) - Rinさん» 読んでいただきありがとうございます。楽しんでいただけるようにいろんなお話を書いて行けたらと思っておりますので、ゆっくりな更新ではありますがまたお越しください！ (2019年3月30日 22時) (
レス) id: bb720abd28 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - gene大好きだし、こういうお話し大好きなのでめっちゃ繰り返し読んでます！これからも大変だと思いますが更新楽しみにしてます！ (2019年3月29日 19時) (レス) id: 65a9f3dd22 (このIDを非表示/違反報告)
おちば(プロフ) - めぐみんさん» はじめまして。コメントをありがとうございます。更新ペースは遅めですが、色んなお話を描いてみたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 (2018年8月25日 1時) (レス) id: bb3b001e6e (このIDを非表示/違反報告)
めぐみん - はじめまして。いつもドキドキしながら読んでいます。これからの更新楽しみにしています。 (2018年8月21日 11時) (レス) id: fd1b3c055f (このIDを非表示/違反報告)
おちば(プロフ) - *玲奈*さん» コメントをありがとうございます。更新ペースは遅いですがこのままマイペースにやって行きたいと思っています。また読んでいただけたら嬉しいです。 (2018年8月10日 1時) (レス) id: bb3b001e6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちば | 作成日時：2018年7月8日 0時
