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Aちゃんはメンディーくんにはよく甘える。
メン「ん？なに、昨日遅かったの？」
「うん」
メン「何時？」
「3時」
メン「ええ？何してたんだよそんな遅くまで笑」
唯一の年上であるメンディーくんの呼び名はメンちゃん。
Aちゃんは疲れたとか眠いとか、そういう時には大体メンディーくんの側に居て背もたれにしたり枕にしたりしてくっついている。
兄妹のような、親子のような2人は見ていて癒しになる。
俺含めメンバーは「何でメンディーなんだ」って文句言ってるけど。
今もAちゃんはメンディーくんに寄り掛かって寝ようとしているところだ。
涼太「…………」
「なーに涼太、人の顔じーっと見て」
メン「目つぶってるのにわかるの！？」
「わかる」
涼太「何でメンさんなのかなーって」
「なにが」
涼太「俺もAちゃんの隣にいるのにメンさん選んだでしょ」
「いや、選んだわけじゃないよ」
涼太「じゃあ何でメンさんなの？」
「んー……メンちゃん体大きいから、安心感があるんだよ」
涼太「俺じゃ安心できないんだ」
その発言でずっと目を閉じたままだったAちゃんが体を起こして涼太を見た。
メンディーくんはすごく気まずそう。
「誰もそんなこと言ってない。なに、どうしたの涼太」
涼太「別に何にもないよ」
「何にもないのにそういうこと言わないでしょ君は」
涼太は口ではストレートに言えないけど態度や顔に出るタイプ。
最近1人での仕事が増えた涼太はきっとAちゃん不足で、Aちゃんと絡みたいのにメンディーくんに取られちゃったから不機嫌になったってとこだろう。
普段は王子キャラでかっこいい涼太だけど、実は不器用な甘えたがりだ。
「……寝る」
メン「この状況で！？」
「マジで収録中に寝そう」
メン「じゃあ夜更かしやめなさいよ」
「Sorry mom」
メン「mom じゃねーわ！やめろ！」
またメンディーくんに寄り掛かって目を閉じちゃったAちゃん。
涼太の事はどうするんだろうと見ていたらAちゃんの左手が涼太の方に伸びた。
「拗ねないでよ涼太」
涼太「は？誰が拗ねて」
「寂しかったのは君だけじゃないよ」
涼太「……ずるいよねAちゃんは」
伸ばされた手を涼太がぎゅっと握ればAちゃんの表情は嬉しそうに緩む。
「ちゃんと言わない君の方がずるい」
涼太「ごめんね」
「Love you RYOTA」
涼太「俺も好き」
メン「俺空気かよ」
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おちば(プロフ) - Rinさん» 読んでいただきありがとうございます。楽しんでいただけるようにいろんなお話を書いて行けたらと思っておりますので、ゆっくりな更新ではありますがまたお越しください！ (2019年3月30日 22時) (
レス) id: bb720abd28 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - gene大好きだし、こういうお話し大好きなのでめっちゃ繰り返し読んでます！これからも大変だと思いますが更新楽しみにしてます！ (2019年3月29日 19時) (レス) id: 65a9f3dd22 (このIDを非表示/違反報告)
おちば(プロフ) - めぐみんさん» はじめまして。コメントをありがとうございます。更新ペースは遅めですが、色んなお話を描いてみたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 (2018年8月25日 1時) (レス) id: bb3b001e6e (このIDを非表示/違反報告)
めぐみん - はじめまして。いつもドキドキしながら読んでいます。これからの更新楽しみにしています。 (2018年8月21日 11時) (レス) id: fd1b3c055f (このIDを非表示/違反報告)
おちば(プロフ) - *玲奈*さん» コメントをありがとうございます。更新ペースは遅いですがこのままマイペースにやって行きたいと思っています。また読んでいただけたら嬉しいです。 (2018年8月10日 1時) (レス) id: bb3b001e6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちば | 作成日時：2018年7月8日 0時
