Angel or Devil ページ27
「こーれはやばいな」
楽屋のテーブルには全く同じ雑誌が8冊。俺の手元に1冊、Aの手元にもう1冊。
さっきから出てくる言葉は「やばい」と「エ ロい」。
裕太「永久保存版やなこれは」
龍友「観る用、保存用、使う用」
裕太「やめろや！笑」
「本人のいるところでする話じゃないでしょそれ」
メン「涼太が一番ヤバイ」
俺等とは対照的に真剣なまなざしで静かに何度もページを往復している涼太。いろんな感情が交差してるんやろうなきっと。
それにしてもこいつは何やっても綺麗やな。
龍友「印象変わるもんやな〜」
メン「色気がダダ漏れ」
涼太「メンさんが言うと途端にやばい感じになる」
メン「やっと喋ったと思ったら！」
「裕太それやめて。龍友はもう見えてないでしょ気持ち悪いな」
顔をギリギリまで近づけてる裕太君と顔に押し付けてる俺。こんなことしてふざけてるけど、最初に見た時は言葉さえ出てこなかった。
体型は完全にアスリートやけど、綺麗な腹筋とかお尻のラインとか意外にある胸とか見える全部にAが女であることを改めて実感させられてしまった。やっぱりこいつは綺麗やなって。
涼太がボソッと「岩さんいいなー」と言ったのが聞こえたけど、いざ自分が岩さんの位置にいたら絶対に後悔するで。離れた瞬間にAの顔を見れなくなること間違いなしやな。
メン「A、携帯見てって玲於から」
「んー？今日電源切ってあるのよ。早くおいでって伝えて」
龍友「お前業務連絡どないすんねん」
「君たちと一緒にいるんだから問題ない」
裕太「今日のAは一段と大変やろな〜」
「岩さんでしょ、大変なのは」
災難なことに今日はTRIBE集合でリハやし発売日で全員が衝撃受けてるやろうし、岩さんの事は羨ましいと思うけど同情の方が大きいな。今頃メンバーにあれこれ聞かれてるで。
「涼太、ずっと目見てくれないね」
涼太「えっ」
「いつもは私の真似して必ずこっち見てくれるでしょ？」
涼太「ちょちょちょ待って！」
「待たない」
急に立ち上がって涼太に近寄ったAはその両頬を抑えて顔をグッと近づけた。みるみるうちに赤くなっていく涼太の顔と、それを見て意地悪そうに笑うA。
涼太「綺麗だよ」
「んー？」
涼太「どのAちゃんも目が離せないくらい綺麗だよ！！」
「んふふ、ありがとう」
いつもなら真っ先に褒める涼太から褒め言葉が出なかったからか。天使やと思ったら大間違いやわ。
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おちば(プロフ) - Rinさん» 読んでいただきありがとうございます。楽しんでいただけるようにいろんなお話を書いて行けたらと思っておりますので、ゆっくりな更新ではありますがまたお越しください！ (2019年3月30日 22時) (
レス) id: bb720abd28 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - gene大好きだし、こういうお話し大好きなのでめっちゃ繰り返し読んでます！これからも大変だと思いますが更新楽しみにしてます！ (2019年3月29日 19時) (レス) id: 65a9f3dd22 (このIDを非表示/違反報告)
おちば(プロフ) - めぐみんさん» はじめまして。コメントをありがとうございます。更新ペースは遅めですが、色んなお話を描いてみたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 (2018年8月25日 1時) (レス) id: bb3b001e6e (このIDを非表示/違反報告)
めぐみん - はじめまして。いつもドキドキしながら読んでいます。これからの更新楽しみにしています。 (2018年8月21日 11時) (レス) id: fd1b3c055f (このIDを非表示/違反報告)
おちば(プロフ) - *玲奈*さん» コメントをありがとうございます。更新ペースは遅いですがこのままマイペースにやって行きたいと思っています。また読んでいただけたら嬉しいです。 (2018年8月10日 1時) (レス) id: bb3b001e6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちば | 作成日時：2018年7月8日 0時
