Crazy for xxx. ページ20
龍友「大丈夫か隼」
EXILEのミーティングで亜嵐君とメンさんが行かないとやしそろそろAも来るってことで一旦話は終わったんやけど、相当ショックやったらしい隼はずっと机に突っ伏したままでいる。
「おはよう」
龍友「おう、お疲れさん」
裕太「おはよう」
部屋に入ってきたAの顔がどこか疲れているように見えるんは、Aがいない間に何があったかを知ってるからやろうな。裕太君が連絡しとくって言ってたわ。
Aの視線はもう隼の方に向いている。困ったように笑ったAはそっと隼に近寄って頭を撫でた。
「おはよう隼。あのね、嘘ついてごめんね」
隼「やだ。許さない」
「……ごめん」
隼「本当にショック。そんなに邪魔されたくなかったんだ」
裕太「隼、さっき言うたやろ？ばれるのが嫌やったんは俺やって」
裕太君の言葉でやっと顔を上げた隼の表情はちょっと怒ってる。それでいて悲しそうでもあった。
隼「でも嘘をついたのはAちゃんじゃん」
裕太「それはAが俺の為にしたことやで」
隼「嘘つく必要ないじゃん。2人で出掛けるからって言えばよかったでしょ」
裕太「そう言ったら納得したんか？どうせあーだこーだ言ったやろ」
Aは何も言わずに黙って2人を見てる。
だって答えられないやろ。邪魔されたくなかったって言えば隼が更に傷ついて、そうじゃないって言えば裕太君も傷つくことになるやろうからな。Aも裕太君も、ここまで大事になるとは思ってもなかったと思う。
けど、そろそろやめとかんとAがしんどそうやで。
そう思って止めに入ろうとしたらAが先に口を開いた。
「本当にごめんなさい」
深く頭を下げたAはそのまま続ける。
これを大げさやと思う俺がおかしいんやろうか。話を誤魔化すためについた嘘がこんな大事になって、大の大人が喧嘩してるんやで。
Aの事が好きだから故の事。
みんないつもそう言う。俺やって好きやしヤキモチも妬くけど、最近ちょっと度が過ぎてると思ってた。
「嘘をついたことは本当に悪いと思ってる。裕太も、気分悪くさせてごめん」
裕太「Aは悪くないで」
「悪いんだよ。……もう誰ともどこにも行かないし何もしない」
玲於「は！？」
涼太「何で！？」
「こういうことになるの嫌だから。ごめんね」
そう言ったAは逃げるように部屋を出て行ってしまった。
メンバーはみんな固まって動かない。
どうすんねんこの空気。
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おちば(プロフ) - Rinさん» 読んでいただきありがとうございます。楽しんでいただけるようにいろんなお話を書いて行けたらと思っておりますので、ゆっくりな更新ではありますがまたお越しください！ (2019年3月30日 22時) (
レス) id: bb720abd28 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - gene大好きだし、こういうお話し大好きなのでめっちゃ繰り返し読んでます！これからも大変だと思いますが更新楽しみにしてます！ (2019年3月29日 19時) (レス) id: 65a9f3dd22 (このIDを非表示/違反報告)
おちば(プロフ) - めぐみんさん» はじめまして。コメントをありがとうございます。更新ペースは遅めですが、色んなお話を描いてみたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 (2018年8月25日 1時) (レス) id: bb3b001e6e (このIDを非表示/違反報告)
めぐみん - はじめまして。いつもドキドキしながら読んでいます。これからの更新楽しみにしています。 (2018年8月21日 11時) (レス) id: fd1b3c055f (このIDを非表示/違反報告)
おちば(プロフ) - *玲奈*さん» コメントをありがとうございます。更新ペースは遅いですがこのままマイペースにやって行きたいと思っています。また読んでいただけたら嬉しいです。 (2018年8月10日 1時) (レス) id: bb3b001e6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちば | 作成日時：2018年7月8日 0時
