My hero ページ12
「A！」
コーヒーを飲みながら事務所近くを散歩していたら声をかけられた。
背が高い色黒のサングラスをかけた人。
後輩思いで優しくてとても熱い心の持ち主で、見た目は強面だけど天然で可愛らしい部分も持ち合わせている、私が大好きな人。
「AKIRAさん」
振り向いて名前を呼んだら笑顔で手を振りながら駆け寄ってきて頭を撫でられた。
AKIRA「相変わらず目立つな笑」
「んー？」
AKIRA「遠くからでもおちばだってわかるぞ」
「見慣れてるからじゃないですか？」
AKIRA「いや、誰でもわかるって笑 その髪色もマジで変えないのな」
「真っ黒真っ白やりましたけど、やっぱりこれが落ち着きます」
ブラック×シルバーの髪色。
GENERATIONSが始動の年に始めたこの髪色は、AKIRAさんの影響だった。
彼が髪色をシルバーにした時、純粋にかっこいいと思ったのと同時に真似をしたいと思った。
ファンの方々が自分達の服や髪型を真似してくれるのと同じように、私はAKIRAさんを尊敬しているし憧れでもあるし、ファンでもあったから。
あの頃の私は何を思ったのかAKIRAさんに髪色を真似したいと連絡をして、許可を得たその日に美容院に行って染めてもらって、すぐにAKIRAさんに写真を送ったんだ。
「嬉しかったんです。似合ってるって言ってもらえたのが」
AKIRA「あの頃のお前可愛かったな〜。嬉しそうにニッコニコ笑って」
「大好きでしたからね、AKIRAさんの事」
AKIRA「大好き"でした"？」
「ふふ笑 I love you. Always have, always will.」
AKIRA「どんな恥ずかしい言葉も英語ならかっこよく聞こえんな」
「……私は今までもこれからもAKIRAさんの事大好きですよ？」
AKIRA「何で言い直したんだよ笑」
「日本語でも恥ずかしくないですもん。AKIRAさんはずっと憧れだし尊敬しているし大好きな人です」
AKIRA「聞いてる俺が恥ずかしいなこれ」
AKIRAさんは片手で自分の顔を隠しながらまた私の頭をくしゃっと撫でた。
それがまた嬉しくて、私はAKIRAさんにくっついて片腕を腰に巻き付ける。そうするとAKIRAさんも肩に手を回してくれる。
この人と出会ってなければ私はEXPGに入ることも、GENERATIONSになることも、TRIBEメンバ―になることも出会うこともなかった。
デビューが決まってからも何かと気にかけてくれて、支えてくれて、時には怒ってくれる。
AKIRAさんは私にとって永遠のヒーローだ。
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おちば(プロフ) - Rinさん» 読んでいただきありがとうございます。楽しんでいただけるようにいろんなお話を書いて行けたらと思っておりますので、ゆっくりな更新ではありますがまたお越しください！ (2019年3月30日 22時) (
レス) id: bb720abd28 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - gene大好きだし、こういうお話し大好きなのでめっちゃ繰り返し読んでます！これからも大変だと思いますが更新楽しみにしてます！ (2019年3月29日 19時) (レス) id: 65a9f3dd22 (このIDを非表示/違反報告)
おちば(プロフ) - めぐみんさん» はじめまして。コメントをありがとうございます。更新ペースは遅めですが、色んなお話を描いてみたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 (2018年8月25日 1時) (レス) id: bb3b001e6e (このIDを非表示/違反報告)
めぐみん - はじめまして。いつもドキドキしながら読んでいます。これからの更新楽しみにしています。 (2018年8月21日 11時) (レス) id: fd1b3c055f (このIDを非表示/違反報告)
おちば(プロフ) - *玲奈*さん» コメントをありがとうございます。更新ペースは遅いですがこのままマイペースにやって行きたいと思っています。また読んでいただけたら嬉しいです。 (2018年8月10日 1時) (レス) id: bb3b001e6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちば | 作成日時：2018年7月8日 0時
