【銀魂】攘夷四天王と“影”のお姫様３

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土方「＿＿＿＿＿それで、だ。」


「一番先に聞きてぇのはあそこで何があったかだ」



「その腹、誰にやられた？」




　この腹ですか…

　白い包帯が巻かれているけど、赤く滲んできています





『これは＿＿＿＿




、




　たまたま花瓶が割れて刺さってですね…』




土方「どんな言い訳だよ！？」




　ううっ…突っ込みが鋭いです

　


土方「高杉だろ…？」





　！




『彼じゃな＿＿＿＿』


　

　…彼ではあるんですが…

　あれはお門違いといいますが…



　あれ…？


　どうして、庇おうとしているんだろう私…




土方「高杉で間違えねェだろうな」


『……』



　そんなことは…

　ううっ…





、





土方「お前やっぱ、




　攘夷志士＿＿＿＿」




　
『違います！！断じて違います！！』





　私は違う！！


　…そうなんですけど、違います！！

　嘘を尽かせてください！！

　桂さんのように追いかけ回されたくないんですもの！！




『た、高杉さんにやられたんですよ私！仲間ならそんなことしませんよ！』


土方「あ、認めたな。高杉にやられたこと」



　ああ…

　嘘ってすぐバレるものですね…




土方「それに、桂と一緒にいただろ？」



　うっ…




『あれはエリザベスちゃん経由で…』



土方「随分、仲いいじゃねェか」



『友達に進歩したかな…？ってぐらいの仲ですよ』




土方「……」




　信じてください！！


　……嘘なんですけど…


　ううっ…





土方「……はあ…」




　あれ…ため息…？

　副長さん、そういえば、また…




『眉、寄ってますよ？』





つんっ





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