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『…、、』





銀「どんな顔で見てんだよ、、」




そう言って頭を突かれる




『え、どんな顔って、、、



大好き〜って顔?』




思いっきりふざけてみる




銀「ふざけんな、



そんな可愛い顔で可愛いこと言ってっと




連れ去られるぞ」





か、可愛いってに、2回も言った!!!





完全に調子に乗ってる私は







スキップして銀さんの隣に並ぶ







帰り道、









後ろでも前でもなくて隣を歩く






着物の袖と袖が触れ合う







たったそれだけなのに




胸がいっぱいになる




嬉しくなる





『ねえ、銀さん?』






銀「あぁ?」





『私がもし、帰ってこれたらさ、、、



私と付き合ってよ』




図々しいかな?




私より背の高い銀さんを見つめる





銀「ん、いいよ」






大きな手が私の頭に乗っかる






嬉しくて嬉しくて








『ありがとう』


 




涙が出たのは内緒









.




.







『じゃあ、行くね』






一通りお別れをして






私は万事屋の玄関を出る





帰れるか確証はない





これで、帰れないってオチになったら面白いなあ






なんて、







光る石は、ソレを許さないみたい





神「A…、、、バイバイ、、」





泣いてる神楽ちゃんを抱きしめる





『神楽ちゃん、私はまた帰ってくるんだから




そんな顔しないでよ




また万事屋女子会しようね





一緒に家族を支えてやろうね』





神「帰ってくるって約束アルよ…



また、女子会するって、約束アルよ、、」






『うん、絶対!』







笑った神楽ちゃんの顔が可愛くてまた抱きしめる









新「Aさん、、、



もう、家事できる人いなくなると、寂しいです」




『何言ってるの、




私は次帰ってきてももう家事やらないよ』




新「え、なんでですか」




『もう面倒くさい、新八くんやって』




新「ここにいる間に、ずいぶん怠けましたね」




『それに関しては


万事屋に全責任負ってもらおうと思ってる』




新「最低だな、」




『だからさ、新八くん



1番まともなのはやっぱり新八くんだけなんだから




地味だって悩まないで頑張りなよ、認めなよ』






新「励まされてんのかなこれ




認めろって言われてるよな




なんだよ!チクショー!



こんなこと言われてんのに涙出るぞチクショー!」







そういう新八くんも抱きしめる









新「おい、それメガネ」









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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月11日 3時

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