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雷電影
「…どうしてですか」
どろりと溶け切った愛が渦巻く瞳が、
こちらを見ている。
Aちゃんであろうとこの関係に亀裂を入れるものは、許せない。
「怖い?…そう、ですか。私はあなたが今何よりも恐ろしいです」
突拍子もなく私の心を壊してしまうあなたが。
いいんですか?Aちゃん、逃げなくて。閉じ込められちゃいますよ?
__
トーマ
「……うん、いいよ」
思いもよらない返事にAちゃんは目を見開く。
トーマはそんなAちゃんの様子を見て、
自嘲する様に笑って口を開く。
「どうしたんだい?Aが捨ててって言ったんじゃないか。…それとも、やだって言われたかった?」
そうじゃない、本当に捨てられたくて、そんなこと考えても無駄です。
もうAちゃんはトーマの手中にありますから。
__
ディルック
「…馬鹿なことを言ってないで、早く寝…、」
寝る前にAちゃんに呼ばれ、足を運べば
聞きたくもなかった言葉が並ぶ。
何を言っても頑なに同じことしか返さないAちゃんを不安を覚えて。
「本気、なのか…?だとしても、僕は…、そんな、こと」
したくない。絶対に、したくない。
だけどAちゃんの目を見て、ディルックの顔つきは絶望に変わる。
__
胡桃
「なん、で、そんなこと…?わっ、わた、私が嫌だった?だ、だったら、謝る、今謝るから!、ね?お願い、…」
胡桃の本性はどっちなんでしょうか。
絶対に無理。Aちゃんを手放すなんて、
自分の命を手放す様なものだし。
「ぜっったい嫌、ねぇ、A、私、どうしたらいい?」
Aちゃんの言い草的に、
自分が悪いのか、Aちゃんが悪いのか分からなくなる。
__
リネ
「僕が''いやだ''って言うのわかってて言ってる?……意地悪だね?Aは」
構ってほしいんだよね、そうだよね。
ポジティブに、前向きに。
そう頑張っても、やっぱり悪い考えは出てくる。
「僕から逃げたいの?ねぇそうなの…?何か、何か返事をしてよ…、A…?」
Aちゃんの頬に触れて、手を握って、抱きついて。
受け入れも否定もしないAちゃんが、ただただ孤独という恐怖を与える。
__
すみません最近精神がぐらぐらしてて、すごいテンション上がってる時もあれば、
本当にずっとぐったりしてるくらい、生きてるのがめんどくさいって思うくらい
思い悩んでるんです。
更新遅れてもどうか許してください
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鬼ごっこ(プロフ) - 大変遅刻しました、ごめんなさい!お誕生日おめでとうございます!! (11月30日 15時) (レス) @page50 id: 0c59477c36 (このIDを非表示/違反報告)
ks(プロフ) - 初コメ失礼します〜!!!!お誕生日おめでとうございます!!!!これからもひっそりとファンさせて頂きます🫶🏻🫶🏻🫶🏻愛してるぜ( (11月29日 6時) (レス) @page46 id: 2ee742ad37 (このIDを非表示/違反報告)
栞(プロフ) - 遅れちゃったけどお誕生日おめでとうございます!これからも頑張ってください!! (11月28日 19時) (レス) @page46 id: 3a71ef3a25 (このIDを非表示/違反報告)
推しの財布 - 1日遅れだけどお誕生日おめでとうございます!これからもひそひそファンさせてもらいますーー!!! (11月28日 14時) (レス) id: 8bb34fd5ce (このIDを非表示/違反報告)
ねりあめ(プロフ) - 遅刻しました(切腹)はっっっぴーばーすでー!!!!!お誕生日おめでとうございます!!! (11月28日 6時) (レス) @page44 id: 8d2ab7ea92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミョウバン | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/maru2525v
作成日時:2023年9月22日 0時