【原神】 あなた、相思相愛【反応集】

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平蔵

「…随分と頭が弱いみたいじゃないか…僕が、居たら、僕がそばにいれば…、ああもう、くそ、前が見にくい、…」

視界がじわじわとぼやけて、パッとピントが合う。
何が起きているんだろう、……分かっているんだ、これが涙な事も。
…最初から冤罪だなんて知っていた。

「………君のこと、忘れようと頑張ってるんだ。…なんでって、君は言うだろうね。いや、言わないか。…人は、忘れたい事ほど覚えてしまう習性にあるらしいからね。」

君のがストックしてくれていた食べ物も、
かなり減ってきたんだ。でもね、一個だけ残してあるの。
……君は帰ってこないのにね。

__

謾ｾ豬ｪ閠【¿¿】

「……冤罪？」

長い長い、夢から醒めた。
いや、こっちが夢なのか。もはやそれを考える気力すらない。
Aが、冤罪。
伝え、ないと。Aと、話さないと。

「……僕は…？」

いつになっても独り。Aが広大な海の上で手を振って。
Aに触れようと、冤罪だって、みんなに復讐しようって、手を伸ばした。

____目が醒めた。フォンテーヌが、憎たらしい。
冤罪という言葉が、ただただ、僕を救う。筈なのに。

''謾ｾ豬ｪ閠''が、くすくすと、笑ってる。

__

鍾離

「2度目の報告が聞きたくなった訳は…こう言ったことしか聞けないからだ」

いっそAが本当の犯罪者であれば、
Aが極悪人であれば、
俺はこうも苦しんで、躊躇する事もないのだろう。

「今日は…、昨日よりも…阻喪している」

あんなにも好きだった1日1日に嫌気がさして、
早く明日になれと、そう願う日が続いて。

__

タルタリヤ

「へぇ〜、冤罪なんだね。…ま、知ってるけど。で？ねぇねぇ早く俺のことも処刑してよ。何躊躇ってんの？俺、あんなに殺したんだけど。まだ足りない？」

壊れた。壊れてしまった。
メロピデ要塞に入って、他人から冤罪の話を聞いた。
公爵とやらに処刑の話を持ちかけても、ここで更生させる方が俺にとっては苦痛だろうからという理由で断られる。…流石管理人って感じだね。

「…いいの？また世に放っても、俺は死刑になるまで殺し続けるけど。あはっ、何？冗談なんかじゃないよ。Aの対価はそれでも足りないけどさ。」

優しいと思ってね。
こっちだって殺すのは辛いんだ。
なんせ、殺す度にAが泣きながら止めてくるんだから。

あ、でも、もうこんな俺とは会ってくれないかも。

「許して、A…っ、ごめんなさい、かひゅ、けほ、」

命乞いしてるみたい。

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