【原神】 あなた、相思相愛【反応集】

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平蔵

「…は？いやいや待って…、何かの間違えでしょ」

持っていた書類を気にする余裕もなくぐしゃりと握り締める。
処刑？嘘だ、よりによってあのAが？
まあ、稲妻からのAであれば、素性を知らないフォンテーヌ人でも当たり前だけど

「…まっ、て、少し、時間が、欲しい。」

なんで泣いてるんだ、早く、早くAの真相を
確かめないと、いけないのに。…
確かめたく、ない。真実を知ってしまいたくない。

__

放浪者

「…冗談にしても笑えない。」

冗談じゃない。この旅人の顔は、本気だ。
知っている、この顔は何度もAが見せた顔だ。
本気で、僕を、愛していた、僕が、愛していたAの顔だ。

「………は、ひゅ、…そんな、……嫌だ、いやだいやだ、」

視界が潤んで、声が震えて、手が、震えて。
妙に寒くて、誰かに抱きしめて欲しい。誰かじゃなくて、Aがいい、
でも、もう、居ない…¿

　 。暗転

__

鍾離

「そうか、Aがか。…ご苦労だった、旅人。」

'' …なんでそんなに無関心なんだよっ、！！ ''
涙ぐんだパイモンが叫ぶ。その声が、ぼやけてさえ聞こえる。
いっそ、閉じ込めるべきだった。

「放っておいてくれ。…お前達には判らない話だ。」

こうやって突っぱねてしまうのは、心がぐちゃぐちゃに砕かれたからなのか。
なんの罪を犯したのかも、どう処刑されたのかも…知らない俺の気持ちは君たちには到底判らないさ。

__

タルタリヤ

「っ、A！！」

歌劇場の扉を勢い良く開けて、口を開く。
それと同時に、聞きたくもない、無慈悲な審判官の声が響く。
有罪、よって、処刑。繰り返すように口に出して。

「……、っは、ぁ、ひゅっ、ぁ、っ、はぁ、はっ、ぁ、」

どこか、内臓がおかしくなったのかと思うくらい、
どくどくと脈打って、苦しくて、泣きたくて、叫びたくて、
抗いたくて。俺は、なにをしている？
ただ立っているだけじゃないか、走ってさえ、いけない。
待って、行かないで、Aを、連れて行かないで。

Aの処刑される日は、妙に晴れやかだった。
だって、Aを血に染めたやつを、俺が血に染めてやったんだから。
「あは…、たのしー…」

正義、って、なんだっけ
ねぇねぇ、A、教えて

__



タルタリヤ長い〜っ！！
けどヌヴィレットはまるまる1ページ使う気です(正気か？？？？)(反応集とは)

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