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平蔵
「ああ、なんてことだ…、可哀想なA。君は騙されているんだ」
こうして、あることないことを吹き込む平蔵。
何故か？それはAちゃんを孤立させるため。
それも、周りからではなく、自ら離れるように。
「え？嘘じゃないかって？…誰かな、君にそんな事を吹き込む輩は。」
他の人に聞けば、聞こえるのは否定の言葉ばかり。
思い切って平蔵に言ってみれば、見えるは冷たく刺さる瞳。
放浪者
「へぇ、そんなにそいつがお気に入りか。そうかいそうかい、それは良かったね」
ある男性と話していれば、当たり前かのように
眉を潜めた放浪者が入ってくる。
''良かったね''なんていうものの、小さく舌打ちをするわ、泣き出すわで…。
「っ、な、なん、だよ、！構うなよ！あいつの方がっ、いい、だろ、…」
ぼろぼろと涙を流しながらそう強く言い放つ。
Aちゃんが必死に弁解をし、放浪者だけだと伝える。
へなへなと座り込む放浪者はどこか笑っている。計画的犯行？
鍾離
「どこへ行く？…外出許可は出していないが」
彼が寝静まった頃、ドアノブに手をかければ
後ろから聞こえる静かで冷たい声。
強く握られた手首はみしみしと音が鳴りそうな程。
「逃げる為、そうなんだろう。…分かっている。」
これといった感情は無く、ただ黙ってまた部屋へと戻る
Aちゃんもただ黙ってついていく、というか、連れて行かれる。
タルタリヤ
「あぁ、おか、おかえりっ、！A、A…！」
少し買い物に出ていただけ。
それなのに帰ってくればいつもこんな調子のタルタリヤが出迎える。
腕には無数の切り傷を持って。
「ぇ、あ、これ？これは、…ごめん、」
切り傷を指せば、気まずそうに視線を逸らした。
Aちゃんが居る時は平常心なのに。
綾人
「この方は？」
他の人との会話中、溢れたAちゃんの笑み。
さも当たり前かのように会話に割って入る。
問い詰める綾人の目にはAちゃんしか映っておらず。
「へぇ、ご友人。……そうですね、可愛らしい笑顔を振り撒いていましたね。」
腕を掴み、家へと足を進める。
言葉こそ優しくとも、声は冷え切っていて。
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初心者 - 最新作まで全て読んで今2週目読んでます！やっぱり全キャラの解像度高くて想像しやすいです。応援してます。 (3月31日 23時) (
レス) @page47 id: e7dcc6ce69 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐のスプーンになりたい - え？なに？魈様かわいすぎないですか？ニヤけちゃうんですけどどうしてくれるんですか？？これからも応援しますけどなにか？ (3月30日 18時) (レス) @page41 id: 6ae8607e98 (このIDを非表示/違反報告)
可わ井 - 甘雨ちゃんの財布さん» アハン！！！！！ありがとうございます！！！！？？？？？ (5月22日 21時) (レス) id: 18c22d25ea (このIDを非表示/違反報告)
甘雨ちゃんの財布 - あああああｽｷｯｯｯｯｯｯｯﾃﾞｽｯｯｯ私のモチベ分けますね！！！！！(？) (5月18日 17時) (レス) @page45 id: bf3dd9c151 (このIDを非表示/違反報告)
可わ井 - 朱夏さん» 気づけてもらえて良かった！！！！！！！！！！！いえいえこちらこそリクエスト、コメントありがとうございました (2023年5月8日 20時) (レス) id: 18c22d25ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：可わ井 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/maru2525v
作成日時：2023年2月26日 22時
