逃走誘導※リクエスト ページ41
敵に追われてしまったキャラとAちゃん。
Aちゃんを逃すために………
_____
空
「A!っ、走って!早く!!」
あくまでもAちゃん優先。
絶対見捨てないし、Aちゃんに何かあれば自分が正気でいられない。
数秒走れば、背後から刃同士の擦れ合う音が轟く。
「っは、あ、…はー……よかっ、た」
息を切らせて追いついてきた空はどこか物憂げ。
もう大丈夫、と頬をするりと撫でる。
蛍
「いい?絶対、ぜーったい振り向いちゃダメだよ」
Aちゃんの頬を包み、できるだけ安心させる。
大丈夫、私はAを1人にしない。
堅い意志を力へ。
「A!ごめんね、泣かないで。私は生きてる、ほら、あったかい?」
きゅう、と抱きしめて、Aちゃんを温める。
なんで1人にしないか?そんなの、Aが寂しがるからね。
ウェンティ
「えへっ!もう…ボクを見縊らないでね?」
あっという間。
攻撃を仕掛ける相手から顔を背けると
Aちゃんの頬に血が当たった。
「ん、怪我?ないよ、大丈夫」
ウェンティはAちゃん1人で逃げさせることないだろーな!
魈
「ッチ……。走れるか、A」
怪我をしたAちゃんを抱えて歩いていれば、
後ろからしつこく迫ってくる無数の敵。
相手の攻撃が魈の頬を掠め、Aちゃんは息が詰まる。
「我に構うな。…ふ、そう心配するな」
魈は仙人ですからね、心配せずとも…
え?業障?…それもそうですね。
万葉
「A!走れ!」
彼にしては珍しく、大きく声を荒げた。
それほどAちゃんだけでも助けたくあった。
Aちゃんを失うくらいならいっそ…
「必ず、逢えよう。何れ、その時が来る。」
刀を一振りして血を払う。
す、と小さく息を吸った万葉は敵に囲まれる。
その顔は余裕と空虚に満ちていて
平蔵
「大丈夫、大丈夫。僕はAを1人にはしないよ」
たじろぐAちゃんの背中をとん、と押す。
かなり離れた位置まで走ると、Aちゃんは蹲ってめそめそと泣いてしまった。
そんなAちゃんの隣にすとんと座って呟く
「あー…はは。よかった、生きてた」
実際平蔵が焦ったのも事実であって、
Aちゃんの手をきゅう、と握る手は傷だらけあり、震えていて。
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ひっさしぶりに書いたので完成度ごみです。
あーーーモチベしんでる
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初心者 - 最新作まで全て読んで今2週目読んでます!やっぱり全キャラの解像度高くて想像しやすいです。応援してます。 (3月31日 23時) (レス) @page47 id: e7dcc6ce69 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐のスプーンになりたい - え?なに?魈様かわいすぎないですか?ニヤけちゃうんですけどどうしてくれるんですか??これからも応援しますけどなにか? (3月30日 18時) (レス) @page41 id: 6ae8607e98 (このIDを非表示/違反報告)
可わ井 - 甘雨ちゃんの財布さん» アハン!!!!!ありがとうございます!!!!????? (5月22日 21時) (レス) id: 18c22d25ea (このIDを非表示/違反報告)
甘雨ちゃんの財布 - あああああスキッッッッッッッデスッッッ私のモチベ分けますね!!!!!(?) (5月18日 17時) (レス) @page45 id: bf3dd9c151 (このIDを非表示/違反報告)
可わ井 - 朱夏さん» 気づけてもらえて良かった!!!!!!!!!!!いえいえこちらこそリクエスト、コメントありがとうございました (5月8日 20時) (レス) id: 18c22d25ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:可わ井 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/maru2525v
作成日時:2023年2月26日 22時