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セノ
「見つけてみせる。必ずな」
一度ぱち、と瞬きをして目を見開く。
だが数刻瞼を伏せた後、控えめに開かれた、彼の鋭い視線があなたを捉えた。
Aちゃんが好きで、大好きだから、離れるなんて到底かんがえられなくて。
「…俺から離れたいか？……っ、い、いや…そうじゃないならいい」
ふと、視線をずらして何かを思いつくセノ。
そのとき思ったのは、自分から離れたいからこそこの質問をしたのではないかと言うこと。
アルハイゼン
「…それは答えなければならないか？」
妙に考え込んだアルハイゼン。
何故か、答えることに躊躇した。
心理があるかないかはアルハイゼンのみぞ知る。
「…いや、なんでもない。その都度考えるよ」
気持ちを落ち着かせるためか、深く椅子に腰掛けた。
どういう風にAちゃんがいなくなるかによってアルハイゼンの行動も変わってくる。
雷電影
「…そんな事…あってはなりません、絶対、絶対に…」
震える視線をAちゃんに向けて。
だが声は透っていて、且つ落ち着いていて。
表面上の躊躇だけがAちゃんには見えていた。
「A…Aは、明日も、明後日も、1ヶ月後も、1年後も……何十年後でも、私のそばに居てくれますよね？そうですよね、？」
Aちゃんの手をきゅ、と弱く包み込む。
そんな重く捉えられてしまってAちゃんはあたふた。
トーマ
「え…？ど、どうするって…」
うーん、と頭を掻く。
何かを口籠って、気まずそうに視線を逸らした。
少し、上目遣いでAちゃんを見つめる。
「…まず、居なくならないで欲しいかな」
へにゃり、と笑ってAちゃんに語りかける。
本当に居なくなったら？…さあ、トーマ次第ですから。
ディルック
「…冗談でも言うな」
はぁ、と大きくため息をついた。
数秒黙り込んだ後、Aちゃんの頭を優しく撫でる。
心配そうに瞳を揺らし、Aちゃんを見つめた。
「君は…君だけは、失いたくないんだ」
わかってくれ、と全てを貴方に託すかの様に言い放つ。
…居なくなってはいけませんね、これ。
_____
スランプきつーーい
他にもいっぱいやる事あってなかなか更新できませんでしたごめんさい…
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初心者 - 最新作まで全て読んで今2週目読んでます！やっぱり全キャラの解像度高くて想像しやすいです。応援してます。 (3月31日 23時) (
レス) @page47 id: e7dcc6ce69 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐のスプーンになりたい - え？なに？魈様かわいすぎないですか？ニヤけちゃうんですけどどうしてくれるんですか？？これからも応援しますけどなにか？ (3月30日 18時) (レス) @page41 id: 6ae8607e98 (このIDを非表示/違反報告)
可わ井 - 甘雨ちゃんの財布さん» アハン！！！！！ありがとうございます！！！！？？？？？ (5月22日 21時) (レス) id: 18c22d25ea (このIDを非表示/違反報告)
甘雨ちゃんの財布 - あああああｽｷｯｯｯｯｯｯｯﾃﾞｽｯｯｯ私のモチベ分けますね！！！！！(？) (5月18日 17時) (レス) @page45 id: bf3dd9c151 (このIDを非表示/違反報告)
可わ井 - 朱夏さん» 気づけてもらえて良かった！！！！！！！！！！！いえいえこちらこそリクエスト、コメントありがとうございました (2023年5月8日 20時) (レス) id: 18c22d25ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：可わ井 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/maru2525v
作成日時：2023年2月26日 22時
