【原神】 あなただからこそ【反応集】

寝て、泣いて※リクエスト ページ20

寝ているAちゃんが涙をしていた

___
空

「……、ぁ、」

起こそうにも、起こせなくて。
どうしていいか分からず、Aちゃんの頭を只々撫でる。
何故涙を流しているのか考えても分からなくて、ぐるぐると目を回す

「ごめん、A、…おれ、気付けなかった」

目を覚ませば、苦しげな空の顔が見えて。
なんで泣いていたのか、優しく優しく問う。

蛍

「…ん、A」

ぱち、と目を開ければ涙を流すAちゃんが。
驚くものの、起こさない様に、静かに抱きしめて。
誰が泣かせた？なんで泣いてる？…そんなことばかり考えてしまう

「A、私に任せて、全部」

すぅ、と規則正しい呼吸を繰り返すAちゃんに胸を撫で下ろす
Aちゃんの力になりたくて、頼られたくて。

ウェンティ

「A、A」

ゆさゆさと揺すり起こす。
涙を流している事を指摘する。
Aちゃんは必死に隠そうとするんだけど、時既に遅し。

「…隠さないで、全部教えて」

微動だにせず、ただ見つめるウェンティ。
優しく涙を掬い取っては、宥めるようにそっと抱きしめる

魈

「っな、…！？」

自分が気づかぬうちに傷つけたのかという恐怖。
忽然と現れた''その感情''は魈を瞬間的に蝕む。
上半身を起こし、Aちゃんの様子を伺う。

「…、っ、ぁ、お、起こしたか…？…その、」

触れて良い事なのか、どうなのか。
慎重に、刺激しないように恐る恐るとAちゃんに問いかける。

万葉

「…、拙者は、何も知らないのでござるな」

Aちゃんが泣いている訳も、苦しんでいる訳も分からなくて。
重力に従って落ち行く涙は苦痛を知る。
体温を分け与えるように、きゅう、と抱きしめて。

「…A、Aの拙者でござるよ」

存在を認識させるように抱きしめては小さく語りかける。
ただ、今のAちゃんには人肌が必要なのだろうと。

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