泣いても助ける※リクエスト ページ1
敵の攻撃をくらい、動けない彼ら。
その時泣き虫でビビりなAちゃんが泣きながらも助けたら…
--
空
「っ、…、ぅ、A、…!」
いつも泣いて怖がってばかりのAちゃん。
だけど今回ばかりはそうじゃなくて。
泣いているけど、そのAちゃんの温もりは空を落ち着かせた
「ごめん、俺…いや、今は下がってて」
まだ動く敵に剣を構え直し、Aちゃんに優しく指示する。
振り向きざまに微笑んだ彼は頼もしい。
蛍
「…………、…っわ、私…」
泣きながらも蛍を一生懸命守っているAちゃん。
だけど蛍はそんなAちゃんを見てひゅ、と息が詰まる。
私が、私が護るのに。
「っごめん、A。もういいよ」
Aちゃんを傷付けようとする敵と、
Aちゃんに助けてもらう自分に怒りを抱いて。
ウェンティ
「…、あ、……?A、?」
いつもの泣き顔なのに、そんな泣き顔がなぜか頼もしく見えて。
安全な場所へ移動いた後、ウェンティは苦しそうに微笑んだ
「えへ、助けられちゃった…。ボクってば、まだまだだね」
神としても、Aちゃんを愛するものとしても。
優しく頭を撫でてありがとうと笑った。
魈
「ぐっ、…ぁ゛……、…Aっ、!」
仙人であり、夜叉故に、他の人よりすぐに回復する
敵に立ち向かおうとするAちゃんを必死に呼ぶ。
まだ完全には動けない身体をどうにか動かしてAちゃんの元へと行く。
「っ、いい、我に任せろ。、ッけほ、…っ」
優しく抱き上げ近場の岩の影に連れて行く。
休んでと言って聞かないAちゃんを小さく睨み黙らせる。
震えているAちゃんをぎゅ、と抱きしめ、もう一度敵の元へと足を運んだ。
万葉
「っ…い゛…、…っ、………っは、だめ、だめでござる!A!」
顔は苦しそうに顰められ、辛そうに蹲っている。
そんな万葉にAちゃんの涙がぽたりと落ちた。
敵に向き合うAちゃんに万葉は戦慄する。
「…、ふ、ひゅ…拙者は、まだ…」
浅い息を繰り返し、Aちゃんを背後へと下げる。
どんな苦しい状況であっても、自分が居るのにAちゃんが傷つくことは許さない。
敵を倒した後、Aちゃんの涙を優しく拭い、すまぬ、と一言。
泣かせてしまった事に後悔と苦悶を抱いて。
848人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
初心者 - 最新作まで全て読んで今2週目読んでます!やっぱり全キャラの解像度高くて想像しやすいです。応援してます。 (3月31日 23時) (レス) @page47 id: e7dcc6ce69 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐のスプーンになりたい - え?なに?魈様かわいすぎないですか?ニヤけちゃうんですけどどうしてくれるんですか??これからも応援しますけどなにか? (3月30日 18時) (レス) @page41 id: 6ae8607e98 (このIDを非表示/違反報告)
可わ井 - 甘雨ちゃんの財布さん» アハン!!!!!ありがとうございます!!!!????? (5月22日 21時) (レス) id: 18c22d25ea (このIDを非表示/違反報告)
甘雨ちゃんの財布 - あああああスキッッッッッッッデスッッッ私のモチベ分けますね!!!!!(?) (5月18日 17時) (レス) @page45 id: bf3dd9c151 (このIDを非表示/違反報告)
可わ井 - 朱夏さん» 気づけてもらえて良かった!!!!!!!!!!!いえいえこちらこそリクエスト、コメントありがとうございました (2023年5月8日 20時) (レス) id: 18c22d25ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:可わ井 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/maru2525v
作成日時:2023年2月26日 22時