【原神】 あなたでなければ【反応集】

想いをはぐらかす※リクエスト ページ16

どれだけ「他にいい人がいる」と断ろうと諦めずに告白をする彼ら

いつしかその不満は溜まっていき……

___

空

「……、真面目に答えて、よ…」

Aはただはぐらかしている、と考える
憶測であるためか、怒りか、少し声が震えている
胸元で手を強く握り貴方を見つめる

「俺、本気だよ。A以外好きになれない」

ぐ、と堪えるように唇を噛み締める
いつもの空じゃなくて、少し歯痒い

蛍

「私じゃ、ダメかな」

悲しそうに俯き、そう呟く
拳を強く握りしめて小さく震える

「ねぇ、A。本音を聞かせてよ、…、」

否定するならそんな遠回しな言い方じゃなくて、はっきりと言ってよ。
思ってもない言葉ばかり溢れて涙が零れた

ウェンティ

「ボクの話は聞いてた？ボクはキミがいいって言ったんだけど」

可愛く拗ねる、とかそんなもんじゃなくて。
普通に怒ってるし目が笑ってない。

「…ボクのことは嫌い？……黙ってるのは何？答えてよ、ね、A」

風神の威厳？わからないが兎に角圧を感じる
何も言えないでいる貴方にウェンティの不満は溜まっているばかり

魈

「……。毎度毎度…その断り方はなんだ？我への慰めか？慈悲か？」

優しく断る、と言うのは魈にとっては些か無作法である。
断るにはきっぱりと断らなければ魈は諦めきれないと思っている。
…きっぱりと断ったとしてもどうせ諦め切れるわけがないのに。

「……我はお前の正直な気持ちを訊くまで苦しみ続けなければいけない。
辛く、苦しいこの想いを、我はどうすればいい…っ、？」

涙は出ていないはずなのに、泣いている様に顔を顰める。
どうすればいいか、なんてお互い思っていること

万葉

「…その声明は誠か？」

見透かされている。そう直感で思うほど、彼の瞳は澄んでいる。
小さくため息を漏らし、口を開く

「拙者にはお主の思いまでは判らぬ。
……Aの言う''いい人''とは誰だ？拙者には見当もつかぬ」

好きになったのは貴方、だからいい人は貴方だけ。そんな思考を抱く。
他の者など要らぬ、眼中にもない。
万葉にはAちゃんしか見えていない

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