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き ページ4
あれから半年ほど経った。
俺らは仕事や活動の間を縫って飯を食いに行ったり、遊びに行ったりした
高校の時みたいに。
久しぶりに会ったAは変わっていた。
もちろんいい意味で。高校の時よりも大人びてて、可愛い、よりも美人、の方が似合うようになっていて。
この半年で嫌という程気付かされた
あの日、忘れられなかった彼女のうしろ姿
好きというこの感情。
やっぱり10年経っても俺の気持ちは変わらなかった。
そして今、またチャンスが目の前にある。
これは行くしかない
『…なあ、A』
｢ん、どーしたの？改まって｣
『この後、時間ある？行きたいところがあるんやけど』
｢ぜーんぜん大丈夫だよ！いこいこ！｣
行きたいところってどこだろ？うーん、、なんて考えてる間彼女が愛おしい。
今度こそ。
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作者名：宵崎れのん | 作成日時：2021年4月6日 21時
