それゆけかっちゃん！！！ (ページ7)

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　私が嫌いな授業は！！そう！！体育！！！

　個性や能力が万能でも体力は平均以下！！！

　残念！！！

　『ってことで見学』

相澤「単位落とすぞ」

　『頑張ります！！』

　と意気込んだものの走り回って早１０分でHPが血の海。

緑谷「灰獄さん、大丈夫…？」

　『物騒だからAって呼んでよ…』

緑谷「ごごごごめん！A、ちゃん……？」

　『よし活気湧いてきた！この調子で見学！！』

緑谷「えっ…？」

相澤「いい加減にしろ」

　『ガンガン走ります！！』

　気怠そうにしてるくせにめっちゃ先生してるとかギャップやめろ惚れる。

相澤「お前の能力は唯一無二だ。ヒーロー側にいるのが奇跡ってくらいにな。だが体力がなければ意味がない。死にたくなけりゃ体力つけろ」

　『惚れました』

相澤「黙って体動かせ」

　『めっちゃコールド凍えそう』

　ため息を吐きつつ、嫌々ながらも授業に戻る。

　体力つけろったって酸欠で死にそうなんだよ。多分死なないけど。

爆豪「へたってんな邪魔だ退けノロマ」

　『一息で暴言吐きまくるの得意だよね君それ才能だよすっごい』

爆豪「………うぜ」

　『まってボソッと言うのやめてめっちゃ効く泣く』

　自分の周りにモヤを纏って蹲る。

　このまま体育が終わることを心の底から願っています神様助けて。

爆豪「……そのキモいやつ、どんだけ出してられんだよ」

　『んぇ？多分ずっと』

　キモいとは心外な。

爆豪「出し入れ自由ってか」

　『さすが爆豪くんその通り』

爆豪「……体力ねぇならそれで出来ること増やせよ。まぁ結局は体力が最終課題になるだろうけど」

　『……あ、ありが、と？』

　明日は台風どころか槍が降るんじゃね。

　八百万の姉やんに盾作ってもらわないと。

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