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306_works ページ6

*




・・・




「ふぅ、さっぱりした」




タオルで髪の毛を拭きながらリビングへと戻ると
望くんの姿が見当たらない。




「…あれ?」




寝室かな?と思い足を進めようとすると、
ソファの上でクッションを抱きしめ
丸まって寝ている望くんを発見。




ふと時計を見るとまだ朝の7時すぎ。




望くんの家からここまで30分ぐらいやから
ほんまに始発で来たんやなと改めて実感。




「寝てるとほんまにおとなしいんやけどなぁ」




すやすやと眠る望くんの寝顔を見ていると
なんだか私まで眠たくなってきた。




「ん〜、でも髪の毛乾かさな…」




もう一度洗面所へ向かい、
髪の毛にドライヤーをあてながら
少しだけうとうとする。




今日は休みやし、
このまま昼まで寝てもいいかも。




なんて誘惑に負けそうになりながら
リビングへと向かい
ソファの前にしゃがみ込む。




「でもさすがにここで二人は
寝られへんしなぁ…」




たいして大きくもないソファに
大きな望くんが縮こまって寝ている姿は
可愛さが倍増して見えた。




「もう、そんなに心配せんでもいいのに」




望くんの頭をふわっと撫でてみると、
大きな瞳がそっと開いた。




桃『んん…』

「あ、ごめん。起こしちゃった?」




頭に触れていた私の手を
ぎゅっと掴み引き寄せて抱き締める。




桃『…Aちゃん、一緒に寝よ』

「ん…でもここ狭いし」

桃『ほなベッド行こ』




寝ぼけ眼でそう言うと、
望くんはむくっと起き上がり
掴んだ手をそのまま引き寝室へと誘う。









桃『はい、どーぞ♡』




布団をめくり、私をそこへ寝かせると
息つくまもなく愛の嵐が降り注いできた。




「ん、、ちょっ、朝やで…?」

桃『関係なーい』

「もう…あっ、何してん…」

桃『さっきの続き♡』




さっきまで眠たそうにしていたクセに
今はもう完全にオスの目をしている。




これはもう私には止められへん…




と思ったのも束の間、
意外な刺客に邪魔される事になるとは
この時はまだ知る由もなかった。

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N子(プロフ) - みいさん» ありがとうございます!!ちょっとずつですが更新していきますのでこれからもよろしくお願いしますm(__)m (2021年1月19日 22時) (レス) id: 23aa829248 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - 更新楽しみにしています (2021年1月19日 10時) (レス) id: 4ac5d5cf46 (このIDを非表示/違反報告)
N子(プロフ) - 涼子さん» コメントありがとうございます!最高の褒め言葉…ありがとうございます(T_T)最近バタバタしていて全然書けていなかったんですが今後ともよろしくお願いします…!!! (2020年10月15日 1時) (レス) id: c1b03e3648 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - こんにちは。総務部のカノジョ、大大大好きです!!更新、待ってます!頑張ってください! (2020年10月14日 15時) (レス) id: daa1d21853 (このIDを非表示/違反報告)
N子(プロフ) - たぁ。さん» もちろん覚えてます〜!いつもコメントありがとうございます(*^^*)感想頂けると本当に励みになるので嬉しいです(●^o^●)飽きずに読んで頂けるよう頑張ります!! (2020年7月30日 0時) (レス) id: c1b03e3648 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:N子 | 作成日時:2020年7月28日 0時

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