総務部のカノジョ７(JW桃)

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*




・・・




桃『ただいまー！』



玄関のドアを開け、
先に家に入った望くんがそう言う。




自分の家みたいにくつろいでくれるの
嬉しいな。




「ちょっと待っててね」

桃『俺もなんか手伝おか？』

「だめ！今日は私がやんの！」

桃『・・・わかった♡』




嬉しそうににこっと笑い、
そのままソファに座って漫画を読み始めた。




・・・




さて、今日仕事やったし
昨日のうちにできることはやっといたけど、
あとはオーブンでお肉焼いて
サラダの盛り付けして・・・




「まぁ、なんとか様になったかな」




得意というほどではないけど
料理は好きやし、
なんと言っても今日は。




桃『おなかすいた〜』

「ごめんね、もうできるから」

桃『ほな俺お皿並べる！』

「…うん、ありがとう(笑)」




子供みたいな顔して
楽しそうにお皿を並べる望くん。




桃『うわっ、うまそー！』

「ん〜、おいしいかわからんけど」

桃『Aちゃん料理上手やもん！
絶対うまいに決まってるわ』




大皿に乗せたローストビーフと
付け合わせのサラダ。




ほうれん草のキッシュと
白身魚のポワレも作った。




「全部レシピ通り作っただけやで(笑)」

桃『それでもええのっ』




今日はテーブルの上が華やかになった。




「赤でいい？」

桃『うん！俺やるわ』




ワイングラスに注がれる
きれいな赤ワイン。




桃『はよ食べよ！』

「うん！それでは、望くん。
お誕生日おめでとう！」

桃『ありがとう！乾杯！』

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