総務部のカノジョ４(JW桃)

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*




ショーコにそんなに頼まれたら
断られへんやん…




「わ、わかったって」

シ『マジで！？ほんまありがとう！
また連絡してー！』




そう言って電話を切った。




「若い男の子って…うーん」




そのまましばらく
スマホ画面を見つめて考える。




しげちゃん染めたがらなさそうやし、
神山さんはこだわり強そうやし、
藤井さんはこないだなんか変な感じなったし、




んー、望くんに聞いてみよ…




色々考えた末、やっとトーク画面を開く。




「”望くん、ちょっとお願いがあるんやけど”」




…送信、と。




ﾋﾟﾛﾝ♪




「返事はやっ」




テーブルに置いたばかりのスマホを手に取る。




桃『”なになに！？なんでも聞くよ！”』




文面だけでワンコみを感じつつ、
さらに返信をする。




「”友達がカラーモデル探してて、
よかったらやってくれへんかな？
私も一緒について行くし。
今日の夜なんやけど都合良ければ”」




すると今度は既読になっても
なかなか返事が来なかった。




「あ、やっぱ嫌やんな」




諦めてショーコに断りの電話を入れようとした時
ラインの通知音が鳴った。




桃『”いいよ！あんまり明るいのは無理やけど
丁度染めたかったし全然行ける！”』




と、意外にも快諾の返事だった。




望くんにはお礼と待ち合わせの時間をラインし、
ショーコに電話をかけた。

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