総務部のカノジョ１(JW桃)

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*




・・・




中間さんたちが合流してから、
2、3時間は経ったやろうか。




仕事の話、趣味の話、
受付の右の子が可愛いだとか、
俺は左の子派やとか、
社食のおばちゃんにモテてしゃーないとか、
他愛もない話で盛り上がった。




みんな喋りやすいし、良い人たちばっかり。




・・・




黄「あ、もうこんな時間や。
もう終電ちゃう？』

「ほんとですね。
そろそろ帰りましょうか」

橙『えー！もうちょっとええやん！』

黄『お前んち近いから
電車乗らんでええもんな(笑)』

橙『淳太くぅん、
俺んち泊まってもええで♡』

黄『やめろ気色悪い』

橙『もぉ〜♡淳太くんったらぁー♡』




…なんだか夫婦漫才を見ている気分。




黄『ほな俺、お会計してくるわ』

「あ、いくらですか？」

黄『ええよ！今日は俺のおごりや』

赤橙桃『『ヨッ！中間課長！アザッス！』』

黄『お前らこう言う時だけ上司扱いしやがって…』

「す、すみません。ごちそうさまです」

黄『Aちゃんは気にせんとって(笑)』




・・・




ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ〜ｯ




店『ありがとうございました！
またお願いします〜！』




コートを羽織り、店を出る。




もう春やけどやっぱり夜はまだ寒い。




桃『Aさん、駅ですか？』

「あ、はい」

桃『それやったら俺、送りま…』

赤『ええよ、小瀧。
俺タクシー乗るし、Aは俺が送ってくわ』




しげちゃんが小瀧さんの言葉を遮った。




「いいよ、しげちゃん。
私まだ電車あるし、一人で帰れるし」

桃『いや、やから俺駅まで送ってくって！』

赤『Aんち、小瀧んちと方向ちゃうから。
駅から一人なるやろ？ほらA、行くで』

「え、あ、うん…」

赤『ほな！みんなまた明日な！』

黄『気ぃつけてな！』




残った3人に会釈をして、
しげちゃんに腕を引かれてタクシーに乗り込んだ。




桃『なんやねんあいつ…』

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