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「昨日、小瀧さんが
持ってきてくれたコーヒー、
なんでミルク入れてくれてたんですか？」
ミルク入ってるから、てっきり砂糖も
入ってるもんやと思って飲んだら
ほんまにミルクだけやったから。
普通、知らん人のコーヒー淹れるのに
ミルクだけとかないやん。
桃『あー、なんとなくっす』
目をそらしてそう答える。
「そ、そうですか」
桃『…あ、やばい！そろそろ行かな』
小瀧さんが、
残りのコーヒーを一気に飲み干す。
「残業ですか？」
桃『はい、今日アパレル部の
レセプションパーティーの
取材行かなアカンのっすよ』
あ、藤井さんが言ってたやつや。
「レセプションパーティーって、
かっこいいですよね。憧れます」
私は内勤やし、
あんまりそういう機会がないのもある。
桃『そっすか？
よかったらAさんも来ます？
残業代は出ぇへんけど(笑)』
小瀧さんが無邪気に笑う。
「え…？い、いいんですか？」
普段の私やったら確実に断ってるのに、
何故だか今日は行ってみようかな、なんて
不思議とそんな気分になった。
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N子(プロフ) - りぃさん» りぃ様、ありがとうございます！なんと嬉しいお言葉…まだまだ続きますのでよろしくお願いします(*^^*) (2020年4月10日 15時) (
レス) id: ea08214087 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - すごくこのお話好きです！更新楽しみに待ってます!! (2020年4月10日 14時) (レス) id: 6758204099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：N子 | 作成日時：2020年4月7日 20時
