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何でも ページ12
k side
昔は、兄さんの事は樹って呼んでた
でも、あの時から兄さんは何故か名前で呼ばれる事を嫌がった
俺が呼んだら、冷たい顔をして否定される
何でだろう
樹、、、
またそう呼びたい
あの普通の仲の良い頃に
〜〜〜〜〜
はっ、、今何時だ
目を覚ますと、目の前には黒髪で美形の見知らぬ男子生徒
，，，
k「え！？」
ちょっと待って、、
誰？
何で俺、抱きついてんの！？
？「あ、やっと起きてくれた、、、」
彼は俺の手を払い、ベッドから離れる
k「えっと、、、」
？「貴方が俺の手を引っ張ったんです。」
引っ張った、、
k「ごめんなさい！本当にごめんなさい！」
？「いいんで」
彼は、俺に冷たく言い放つ
k「ごめんなさい！えっと，、何でもします！」
なんでも はいつもの癖
兄さんによく使ってて、使ったら許してもらえる
それにしても気持ち悪いよね
男に急に抱きつかれて、何分間かその体勢のままって
？「なんでも、、、？」
k「はい！」
何か嫌な予感が、、する
彼はふふっと軽く笑って
？「じゃあ、俺の言いなりになってください」
、、、何言ってんの？
やば
でも、これで承諾しないと変な噂を流される、、、？
そしたら、いじめの標的、、、はっ
よし、やるしかない
k「分かりました」
一瞬だが彼は困惑した表情を見せた
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作者名：ゆらゆ | 作成日時：2021年7月22日 1時
