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あの後も、犬岡君と交代をしながら何セットもした。
僕は出たり入ったりしているからそこまで疲れてないけど、オールで出ている選手は床に倒れるぐらいつかれてる。
向こうのチビちゃんももう一回なんて言いながらも息切れが凄い。
もう1セットやるかなって思ったけど、新幹線の関係もあるからさっきのセットで終わりになった。
黒尾「片付けー!」
「「うぃーっす」」
「潔子ちゃん、ドリンクは思いから僕が洗ってくるよ。てか、マネージャだと騙した感じになっちゃってごめんね?」
有無を言う前にドリンクケースの手持ちを握る。
女の子がこんなに重いもの持っちゃだめだよね!
清水「え、大丈夫。あ、ありがとう」
そういえば、潔子ちゃんって3年生って言ってたっけ…
「あー…僕1年の熊鷹Aです。えっとタメ口でごめんなさい」
清水「え、いや、大丈夫だよタメ口で」
「ほんとう!?ありがとう潔子ちゃん!僕の事はA君でもAちゃんでもいいよ!」
清水「えっと、A君」
「えっへ〜じゃ、洗ったら渡しにくるねー」
潔子ちゃんといっぱい話しちゃった
なんて思いながら下の洗い場にいく。
容器をしっかり洗わないと衛生面的にあぶないよねー
.
.
「潔子ちゃんどーぞ」
潔子「ありがとう」
ちょっと微笑まれた…美人だなぁ…
田中「おい!潔子さんに近付くんじゃねぇ!!」
西谷「そうだ!聖母様だぞ!」
「…潔子ちゃん、愛されてるね!でも、僕も潔子ちゃんの事が大好きになったもんね!」
潔子ちゃんに後ろから抱きついてみる
清水「ちょっと…」
「えへへ〜僕の事は男の子だって思ったら負けだよ〜」
あ〜女の子特有の甘い匂い
あ、僕ってば汗臭いかも
「じゃ、次会えるといいね!!」
怖い顔の西谷先輩と田中先輩、可愛い顔をした潔子ちゃんに手を振って二階に上がった。
風通しをよくする為に開けていた窓を一つずつ閉めていく。
綺麗な体育館なだけあって、簡単に窓が閉めれる…
立て付けが悪いと5分以上かかるんだよねぇ…
山本「それ閉めたらすぐ出るぞ!!」
「おけでーす」
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鳳藍(プロフ) - 紅嵐さん» ありがとうございます!心の糧になります! (2020年5月23日 14時) (レス) id: ebd45b09c7 (このIDを非表示/違反報告)
紅嵐(プロフ) - めっちゃ好きです (2020年5月23日 14時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鳳藍 | 作成日時:2020年5月2日 13時