【HQ!!】音駒のMBは...【男主】 (ページ29)

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「おやおや、聞こえましたか?貴方が鍵を壊そうとしてる目撃情報が入ってきましたよ」

坂本「なんで言うのよ!…っ」

「はい、お前馬鹿。逮捕って事で職員質まで引っ張ってくからな」

もっと早くに謝ってきてたら大事にはならなかっただろうにねー

坂本「さわらないで!」

「うるっせぇ、てめぇ逃げんだろ」

引っ張ったまんま職員室に行って直井監督を呼ぶ。

「先生、一昨日の鍵壊したのコイツみたいです」

直井「お、おう…実は、前から目撃情報は入ってたからソロソロ話をするつもりだったんだ」

「あーじゃぁこっそり反省文で終わってたんですね…教室、戻りにくいねー」

わざとらしく坂本先輩にほほえみかける。

直井「とりあえず、坂本は指導部屋に行け。熊鷹は…ちょっと話を聞くから進路指導室で」

「はーい」

.

.

今まであった事を全部言った

あー、優生君にはあんな事言っときながら、実際やってるのは想像以上の事なきがする。

でも、あれぐらいが丁度いい気もするんだよなー。

黒尾「A、いるか」

「え、黒尾先輩…?」

授業の休憩時間に黒尾先輩が来た。

クラスの女子の何人かが黄声をあげてる。

黒尾先輩イケメンだもんねー

なんて思いながら廊下に出ると、バレー部のメンバーが数十名。

え、なに

こわ

黒尾「俺、あんとき酷い事した…わるかった…」

残りの何人かも謝罪の声。

別にいいのに…

「僕も下らない見栄を張って、皆さんに誤解を招く形になってしまいました。すいませんでした」

黒尾「えっと…シューズなんだけど、買ったか?」

「いや、暫くは体育館シューズでやろうかと」

黒尾「か、買うなよ!じゃーな!」

「え、あ…はい。え?」

部活にくんなって事?

灰羽「すげー。外から見たらお前番長みたいだったぞ」

「頭下げる番長がどこにいるんだよ(笑)」