＿ lens

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際会ページ17

中間テストの対策に机に広げたノートと気休めに少し睨めっこしていたら母親は最低な事に買い物を私に押し付けた『どうせ集中力切れてたんだし良いじゃない』と指摘され文句を言えなくなった私はトボトボスーパーに向かった

肩に掛けた鞄にはいつもの様にチェキが潜んでいるのが心を休ませ、いや

買い忘れがあるってお母さんは言った何で忘れてるんだ、と叫びたくなるが堪えた。偉いぞ私なんて胸内で自分を誉めても惨めになるだけ

何でわざわざこんな暗い時間に、と顔をあげると雲も星も数が少ない空は月が惨めな私を笑っている様で苛立ちを覚えた

「うるさい、褒めてくれるイマジナリーフレンド(小さい時の轟くん)いるし」

月から目をそらす

『どーした？嫌なことでもあった？』

うんそうだよ、でも大丈夫。

『そーか？まぁいいや！じゃーな！』

急に現れては心配して顔を覗こうとする仕草、ただの幻覚にしては再現度の高い小さい轟くん。

流石に本人と距離が縮まるとイマジナリーフレンドとして作成するのは少なくなった。というかもうするのは気が引ける

こんな事で落ち込んで幻覚作ってバカらしくなってきた。
いつの間にかスーパーは目の前、

買い物リストはスマホに送られているはずと画面を触る。

タマゴ3パック、ソーセージ、ハム、食パン、レタス
朝ごはん用の食材が並べられている。預かったお金は五千円、早速スーパーを巡回し始めた

レジの列に並ぶと目の前に並ぶ少女の後ろ姿に見覚えがあった

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この作品に五ツ星がつきました。ありがとうございます、
嬉しくて遅い筆も速くなっちゃう、チョッとだけ

改めありがとうございます。完結出来るよう頑張ります

そしてアンケートのご協力をお願い致します。今後のこの作品が変わると思うので、

説明文をしっかり読んでからお願いします。

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