＿ lens

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日常ページ15

なにかと最近轟くんと帰り一緒で、喋るようになった
予定とか書き忘れた時とかメールだって普通にする

これはもう友達なのでは、初友なのではと頬を緩める。鏡を見ればニヤけ顔が映っていた

キモいのでやめた

だけど轟くんと仲良くなるほど周りの女子との距離感が離れてる様な気がするが様子見として気にしないでおく

「ふあ…んん」
口を手で抑え下品に欠伸が出るのを止めた

今日は轟くんと日直で後は私が日誌を書き届け帰るだけ

すっかり一年の階は数名しか残らずロビーにあるピアノをいじってる男子がいるのが視界の隅で見える。

どうせ轟くんは先帰ってるだろうし、と教室に入ると筆箱を鞄に入れる轟くんの姿。
鞄を肩に掛けて席を立った

「日誌、書いといてくれたの？」
「トイレ長いし」
「そんな長くないから！」
「んじゃ下先行く」
「あ、うん。ありがと」

さっきの事をまとめれば轟くんが丸くなっている。

それは有難い事なのだが彼の中で何があったのかが解らなくて若干怖い

心を許してくれてるのか、

鞄を肩に掛け玄関に向かう。さらっと日誌を持っていく轟くん優しいありがとう。後で言わないと

教室を出て先程居たピアノをいじる男子は居なくなっていた。無駄に段数の多い階段を駆け降り玄関に向かった

「遅い」

「ごめん、」

もうすぐ部活を決めなきゃ行けない、そして中間テストも近づいてくるはず
「めずらし」

急に声かけられびくつく

「考え事してる」
「んー、イヤァもうすぐ中間テストに備えて準備とかしなきゃいけないなって」
「んなの普段しっかり自習とかしてたらいいだろ」
「そういう問題じゃ」

ないのだ
元々勉強とか苦手で好んで進めれる物じゃない

「それよりここの学校にヒーロー研究部あるのかな」

教えて！

ヒーロー研究部とは、ヒーローガチオタクばかり集まっては深く考察、情報収集など推し事をするヒーロー好きによるヒーロー好きのための部活
略して！「そんな負け犬みたいな所あっても入らねーからな」

「だよねえ」

こういうところ変わらない轟くんに安心と呆れ
「でも人を見下すのやめなよ」
「…」
「ヒロ研興味あると思ったんだけど」

「ないし」

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ほんへ(本編)に影響はないが振り返り(？)と追記とおまけ

番外編日常パートは時々挟ませたい。今回のは次で終わらせ隊です

長編にしたくて二人の距離感が相変わらずgdっていますが暖かく見守っていただけたら幸いです

また、感想や評価をお待ちしております。ボードに遊びに来てもいいですよ

ここまで、ありがとうございます。そしてまたこれからもこの作品をよろしくお願い致します。

by作者