＿ lens

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緒言ページ2

「で？結局用件はなんだよ」

ストーカーから少しずつ距離取っては一応聞いてあげると

「アッだから、その…その顔と離れるのは耐えがたいから、友達になりたいなって」

「訳わかんねぇよ」

流石に呆れさえ感じる。そもそも俺にそんな魅力なんかこれっぽっちないのに、(大いに悪い意味で)変な奴だ

「憧れでも、あるから」

ほんのりとストーカーは頬を赤らめた
なんで？と聞き返せば

「轟くんて、ヒーロー目指しているんでしょ？みんな言ってたし確認した」

記憶の限り俺とコイツは話したことがない
平気で確認したと言うけど本人に聞く以外の確認の仕方を一度聞こうとするのを留まる

「ここまで聞いて友達に…？なれと？」

「後々知られるよりはマシかなって…」

はぁ、とため息を吐く

「好きにすれば」

と言ったら目を輝かして「うん！」と言った

コイツもレベルが違いすぎる、友達なんかなれやしねー

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　轟燈矢

・エンデヴァーの息子

・Aによると『お顔が天才カワイイヤッター』らしい
　