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『そうなんだ…暁山さん、ありがとう』
瑞希「お礼なんていらないよ〜。
ボクもあの時はちょっとピリピリしてたからね」
寧々「そうだけど…でも、今も類と仲良くしてくれてるし」
瑞希「あははっ、２人とも類の保護者みたい！」
私達のしていた話は、中学の時の話。
暁山さんと類がどのように出会ったのか、とか
今までの関係、類の性格や困る事について。
他には最近嫌だと思った出来事と、今回の校外学習について
どう思う？、とかの話。
話してみると、明るくて本当に良い子だった。
類「すまないね、お店の人には聞き出せたよ」
瑞希「あっ、類！ おかえり〜」
『長かったけど…うわ、その紙の量やばくない？」
寧々「まぁ、調査レポートの枚数には届いてるし
私達の班はこれ提出しようよ」
瑞希「え！？ じゃああとは遊ぶだけ？ やった〜！」
お団子屋さんから出ると、早速瑞希ちゃんがきょろきょろする。
そして、１点の所で目が止まった。
瑞希「あれ…？ もしかして、司先輩？」
「『げっ』」
寧々と私の声が綺麗にハモった。
きっと寧々は司くんに対して、面倒臭い奴と出会った事でだろう。
でも、私の頭はフル回転していた。
司くんが居る班＝青柳くんも居る
咄嗟に寧々の背中に隠れた。
司「おお！ 暁山達の班…という事は類と寧々とAも居るな！」
寧々「うるさいのと会っちゃった…」
『司くん黙って…！』
冬弥「…」
『…？』
え、何で黙ったままなの？
いつもうるさいのに…。
冬弥「A先輩、お久しぶりですね」
『え？』
瑞希「フッｗ」
思わず出てしまった間抜けな声を塞ごうとして、
自らの口を塞ぐ。
『……久しぶりじゃないでしょ』
冬弥「すみません、A先輩と話したかったので」
『…ふーん、そっちの班も大変そうだね』
司くんと青柳くん以外の２人は、ノリの良さそうな男女。
付き合ってるって訳じゃないっぽいけど、私の嫌いなタイプだ。
そんな私と青柳くんを見て、司くんは急に高笑いを始めた。
その場に居た全員がぎょっとした。
寧々「何…きも……」
司「ついにこれを使う時が来たようだな…！」
そして、ポケットから１枚の紙を取り出す。
冬弥「！ それは…」
司「 “ １回限定！ 班替え券！！ ” 」
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ramune - 雪さん» 治してあげて下さい (2022年7月1日 20時) (
レス) @page31 id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 青柳くんは、私が治します。 (2022年7月1日 0時) (レス) @page31 id: a43bdecb77 (このIDを非表示/違反報告)
ramune - 雪さん» はい。 喜んでいただけたなら良かったです。 (2022年6月29日 19時) (レス) id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - ありがとう。冬弥となら…進んでいける気がしたよ。 (2022年6月28日 23時) (レス) @page30 id: a43bdecb77 (このIDを非表示/違反報告)
ramune - レムさん» コメントありがとうございます！ 面白いなら良かったです…！ これからも頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします！ (2022年6月6日 20時) (レス) id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ramune | 作成日時：2022年4月16日 18時
