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(急に場面変わって学校です)
『…疲れた……』
類「フフ、お疲れ様」
午前の授業が終わり、やっと昼休み。
皆お昼を食べに購買に行ったり、外に出たりしている。
今日は寧々がお弁当を作ってくれたからそれを食べる。
でも、教室何か食べにくいんだよなぁ…。
『ごめん、私今日他のとこで１人で食べるね』
類「分かったよ、それじゃあまた後で」
教室から出ると、そこに居たのか青柳くんと目が合った。
手元を見れば、青柳くんもお昼を持っている。
『…青柳くん？』
冬弥「A先輩、お疲れ様です。
良ければお昼、一緒にどうですか？」
『お昼…まぁ、人目の付かない場所で食べようと思ってたし
そこなら良いけど…』
そう言えば、尻尾を振る犬のように嬉しそうにする。
私の事いつも「ずるい」って言ってるけど、
『青柳くんもだいぶずるいよ…』
冬弥「何か言いましたか？」
『…いや、何でもない。 早く行かないと昼休み終わっちゃうよ』
冬弥「あ…そうですね」
そうして私達は、人目の付かない外のベンチへ向かった。
────
冬弥「風が気持ち良いですね」
『んー…そうだね』
まだ少し肌寒いけど、外で食べるのは最高の日だった。
周りにはあまり人も居ないし、他人の視線を気にする私には
とても良い場所だった。
冬弥「そのお弁当…ご自分で作られたんですか？」
『いや、これは幼馴染の寧々が作ってくれたやつ』
冬弥「……草薙の事ですか？」
『あぁ、同じクラスだっけ、２人って』
何か寧々が迷惑掛けてないか心配だな。
コミュ障だから、毒舌ばっか吐くんだよなぁ。
冬弥「A先輩、」
呼ばれて青柳くんの顔を見れば、また微笑んでいる。
今度は心なしか凄く幸せそうに。
『何？』
冬弥「俺、凄く先輩の事が好きです」
頬をするり、と撫でられる。
突然の距離感の近さに驚いて、当てられている手の温度に
心拍数が上がっていく気がする。
冬弥「だから、許して下さい…」
ゆっくりと顔が近付いてくる。
ゆっくり、だんだんと ─── 。
────
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ramune - 雪さん» 治してあげて下さい (2022年7月1日 20時) (
レス) @page31 id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 青柳くんは、私が治します。 (2022年7月1日 0時) (レス) @page31 id: a43bdecb77 (このIDを非表示/違反報告)
ramune - 雪さん» はい。 喜んでいただけたなら良かったです。 (2022年6月29日 19時) (レス) id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - ありがとう。冬弥となら…進んでいける気がしたよ。 (2022年6月28日 23時) (レス) @page30 id: a43bdecb77 (このIDを非表示/違反報告)
ramune - レムさん» コメントありがとうございます！ 面白いなら良かったです…！ これからも頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします！ (2022年6月6日 20時) (レス) id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ramune | 作成日時：2022年4月16日 18時
