いとも簡単に ページ16
大毅 side
桃「 ……ん〜… 」
ぐっすり寝てるわ。
Aちゃんを見ると、うさぎのぬいぐるみをぎゅっと抱いて、小瀧をジーっと見つめてる。
よっしゃ。
ここはAちゃんに任せよう。
赤「 Aちゃん、起こしてみ？ 」
黄「 ちょ、しげ、先に俺らが起こした方がええんちゃう？ 」
淳太が心配そうに俺を見る。
赤「 大丈夫やろ。Aちゃんに起こされたら案外すぐ起きるかもしれへんやん 」
黄「 のんちゃんやで？！ 」
赤「 大丈夫やって！無理そうやったら俺らが起こしたらええし 」
そう言って俺はAちゃんの背中をぽんっと押した。
Aちゃんはゆっくり小瀧に近づき、肩の辺りをぽんぽんと叩く。
桃「 ………んぅ〜… 」
もぞもぞと動いただけで、起きる気配はない。
『 …のんちゃんっ 』
桃「 えっ？！！！ 」
赤「 はあ？！！ 」
黄「 まじで？！！ 」
Aちゃんが名前を呼ぶと、一瞬で小瀧が起き上がった。
桃「 なに？！なんか呼ばれた？！ 」
びっくりしたように起き上がった小瀧は、すぐにAちゃんに気づいた。
桃「 Aちゃん？なんかあった？ 」
『 これ… 』
小瀧の前に差し出されたうさぎのぬいぐるみ。
桃「 これ、俺があげたやつ 」
『 ありがとう、のんちゃん 』
桃「 えっ？ 」
まだ頭の中で整理ができてない小瀧。
赤「 起きたらうさぎのぬいぐるみがあって、俺が小瀧からのプレゼントやでって言うたらお礼したいって。やから連れてきた 」
桃「 んも〜。お礼なんかええのに〜。Aちゃんめちゃめちゃ可愛い〜。わざわざありがとうな 」
Aちゃんをぎゅっと抱きしめて頭をぽんぽんする小瀧。
Aちゃんも嬉しそうな顔してるわ。
よかった。
黄「 のんちゃん、毎日、今日くらいの早さで起きてや。今日めちゃくちゃ早かったで 」
赤「 ほんまにな！ 」
桃「 こんな可愛い子に呼ばれたら一瞬で起きるわ〜。おじさんとは全然違う！ 」
黄「 おじさんで悪かったな！もう起こさんからな！ 」
桃「 ごめんて〜！冗談やん！ 」
俺と淳太はAちゃんを連れて小瀧の部屋を出た。
淳太は怒ってたけど、Aちゃんはニコニコ。
この温度差はなんや。笑
淳太、おじさんって言われたのショックやったんかな。笑
終わり
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たぴおか(プロフ) - 明太子フグさん» お返事おそくなり、すみません……リクエストありがとうございます！まだ先になってしまうかもしれませんが、書かせていただきますね！！ (2019年4月23日 18時) (
レス) id: 08ee9f7d05 (このIDを非表示/違反報告)
明太子フグ(プロフ) - リクエストいいですか？箱入りむすめちゃんが風邪引いてジャニストに看病してもらう話を、ほんとすみません。これからも頑張って下さい (2019年3月19日 22時) (レス) id: 20f6bf9c98 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - のんさん» ありがとうございます！更新頑張らせていただきます！ (2019年2月18日 13時) (レス) id: 08ee9f7d05 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - リンリンさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです（ ; ; ）更新がんばりますね！ (2019年2月18日 13時) (レス) id: 08ee9f7d05 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - sakuraさん» ありがとうございます！更新がんばります！ (2019年2月18日 13時) (レス) id: 08ee9f7d05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぴおか | 作成日時：2019年1月23日 14時
