I HATE YOU (ページ6)

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過去VI ページ6

その日から、私はみんなに無視され始めた。

ご飯は、ジンオッパとオンニが担当してるけど、私の分を作らない。

ユンギオッパは、私のパートを後回し。

ホソクオッパは、ダンスを教えてくれない。

ナムジュニオッパは、私が相談に乗ろうとしても乗ってくれない。

ジミニオッパは、ただ、私を無視する。

テテオッパは、私が話しかけても、冷たい視線を浴びせてくるだけで、話そうとしない。

グクオッパは、私をいないかのように扱う。

そして私は、部屋にこもって、

「싫어」

という単語をひたすら発するようになってしまった。

意味もなく싫어っていう単語を発する私、相当やばいかもしれない。

すると、スマホから着信音が鳴った。

…スンワンオンニからだ…

正直、電話に出たくない…

でも、何思ったのか、応答ボタンを押してしまったのだ。

『…ヨボセヨ…？』

スンワン(WE)「やっほーA！暇だから電話かけちゃった」

久しぶりのオンニの声。すごく落ちつく…

『…うぅ…オンニィ…』

安心なのかよくわからないが、泣いてしまった。

WE「え、ちょ、どうしたの？！」

『…私…もうダメかもしれない…』

WE「え？どういうこと？え？…まさか、なんかあった？」

『…うん…』

WE「…教えてくれる？言いたくないなら…無理に言わせないけど…」

『…いう』

スンワンオンニに今までのことを話した。

話してるうちに、だんだん涙が溢れて来て、言葉にならないことを喋ってたけど、それでもスンワンオンニは、私の話を聞いてくれた。

WE「…今すぐ迎えに行く。」

『…へ？』

WE「そんな状況の場所に置いとけるわけないでしょ！！！だいたい、そこじゃなきゃダメってわけでもないでしょうが！！！！」

…そうだ、ここでデビューしなくても、他でデビューできるかもしれないじゃん…

WE「住所教えて」

ほんとは教えちゃいけないんだけど、もうどうでもよかった。

『…ソウル○○市○○区○○○-○○○…』

WE「OK、すぐ行く。」

そう言って、電話が切れた。